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曲情報
「ラスト・クリスマス」は2013年にリリースされたアリアナ・グランデのEP『Christmas Kisses』に収録された曲。
ワム!のカバー
「ラスト・クリスマス」はイギリスのポップデュオ、ワム!(Wham!)の曲である。
ジョージ・マイケルによって書かれ、プロデュースされたこの曲は、1984年にリリースされて以降、毎年クリスマスシーズンになるとチャートの上位にのぼり、UKチャートでは2016年から毎年TOP10に入り続けるロングランとなっている。(2020年、2022年には8週連続1位)
このアリアナ・グランデのカバーは原曲の歌詞をアレンジし、付け加えている。
歌詞の意味
この曲は、クリスマスにまつわる失恋をテーマにした楽曲で、相手に対する失望とその後の決意が歌詞に込められている。主人公は、昨年クリスマスに恋人に心を捧げたが、次の日にはその心を裏切られたという痛みを抱え、その傷を乗り越えようとする姿勢が描かれている。
歌詞では、クリスマスの思い出が「昨年のクリスマス」に戻るたびに思い出され、恋人に対する愛情とその裏切りが強調される。「昨年のクリスマス、私はあなたに心を捧げたが、次の日にはそれを返された」と繰り返し歌われ、失恋の痛みが表現されている。
主人公は「もう涙を流さないために、今年は誰か特別な人に心を捧げる」と決意し、過去の傷を乗り越えようとしている。この部分では、過去の経験から学び、同じ過ちを繰り返さないようにしようという心情が込められている。
ブリッジでは、クリスマスの朝に突然愛を失ったことに対する深い悲しみと、相手に対する怒りや失望が表現され、主人公の感情の高ぶりが強調される。
全体として、この曲はクリスマスの喜びと失恋が交錯する中で、主人公がどのようにしてその痛みを乗り越え、前向きに次のステップを踏み出すかを描いている。
歌詞に出てくる「ザ・ラスカルズ」って誰?
歌詞に出てくるザ・ラスカルズはアメリカの音楽制作デュオで、ベイビーフェイスらと共にこの楽曲の制作に携わったプロデューサーである。(もちろん昔活躍したロックバンド、ザ・ラスカルズとは無関係)


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