【歌詞和訳】Blur – End Of A Century

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オフィシャルミュージックビデオ(ライブ映像)

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歌詞&翻訳

She says there’s ants in the carpet, dirty little monsters
彼女は言う「カーペットの中にアリがいる」って、汚らしい小さな化け物たち
Eatin’ all the morsels, pickin’ up the rubbish
食べかすをあさり、ゴミを拾い集めてる
Give her effervescence, she needs a little sparkle
彼女には炭酸の泡を、ちょっとした輝きが必要なんだ
Good morning TV, you’re looking so healthy
おはようテレビ、君はずいぶん健康そうに見えるね

We all say, don’t want to be alone
みんな言う、一人にはなりたくないって
We wear the same clothes ‘cause we feel the same
同じ服を着て、同じ気分を感じてるから
We kiss with dry lips when we say goodnight
乾いた唇でキスをして、おやすみを言う
End of a century, oh, it’s nothing special
世紀末、でも別に特別なことじゃない

Sex on the TV, everybody’s at it
テレビの中はセックスばかり、誰もがそれに夢中
The mind gets dirty as you get closer to thirty
心はどんどん汚れていく、三十に近づくほど
He gives her a cuddle, they’re glowin’ in a huddle
彼は彼女を抱き寄せ、ふたりは寄り添いながら光を放つ
Goodnight TV, you’re all made up and you’re lookin’ like me
おやすみテレビ、一から十まで作り上げられていて、まるで僕みたい

We all say, don’t want to be alone
みんな言う、一人にはなりたくないって
We wear the same clothes ‘cause we feel the same
同じ服を着て、同じ気分を感じてるから
We kiss with dry lips when we say goodnight
乾いた唇でキスをして、おやすみを言う
End of a century, oh, it’s nothing special
世紀末、でも別に特別なことじゃない

Can you eat her?
彼女を食べれられる?
Yes, you can
そうさ、できるとも

We all say, don’t want to be alone
みんな言う、一人にはなりたくないって
We wear the same clothes ‘cause we feel the same
同じ服を着て、同じ気分を感じてるから
We kiss with dry lips when we say goodnight
乾いた唇でキスをして、おやすみを言う
End of a century, oh, it’s nothing special
世紀末、でも別に特別なことじゃない
We all say, don’t want to be alone
みんな言う、一人にはなりたくないって
We wear the same clothes ‘cause we feel the same
同じ服を着て、同じ気分を感じてるから
We kiss with dry lips when we say goodnight
乾いた唇でキスをして、おやすみを言う
End of a century, oh, it’s nothing special, oh
世紀末、でも別に特別なことじゃない
End of a century, oh, it’s nothing special
世紀末、でも別に特別なことじゃない

曲情報

 「End of a Century」(エンド・オブ・ア・センチュリー)は、イギリスのオルタナティブ・ロックバンドであるBlur(ブラー)による楽曲。1994年11月にFood Recordsからリリースされ、アルバム『Parklife』(1994年)からの最後のシングルとなった。イギリスのシングルチャートで19位を記録したが、Foodのアンディ・ロスはこの結果を失望と見なした。デーモン・アルバーンは後に、「End of a Century」はアルバムの4枚目のシングルとして最適ではなかったかもしれず、「This Is a Low」の方がより良い選択だったと語っている。

歌詞の内容

 デーモン・アルバーンは、この曲について「カップルが家にこもってお互いを見つめ合うようになることを歌っている。ただし、キャンドルの光ではなく、テレビの光の下で」と説明している。冒頭の歌詞「彼女はカーペットにアリがいると言った」は、アルバーンと当時の恋人ジャスティーン・フリッシュマンがケンジントンの自宅でアリの侵入に悩まされていたことに由来している。また、歌詞は当時迫りつつあったミレニアムの変化に言及し、人々が現在のことよりも未来を考えてしまうことを強調しているようにも思われる。プロデューサーのスティーブン・ストリートは、この曲について「デーモンがソングライティングの技術を本当に完成させた」と評している。

批評的評価

 『Melody Maker』のテリー・ストーントンは、「Blurの年であるこの1994年における『Parklife』からの4つ目の宝石。中期のビートルズのベストな要素と、レイ・デイヴィスの観察眼を融合させたもので、ルーシー・クレイトンを満載したトラックよりも魅力的であり、ラジオで素晴らしく聴こえるはずだ」と評した。『Select』のアンドリュー・ハリソンは、「醜い従兄弟を乗り越え、ブラーの気のいいシニシズムを要約する。哀愁を帯びたトランペットと、おそらくデーモンがこれまでに書いた中で最も雄弁な歌詞『Another country?/It’s nothing special.』を備えている」と述べた。

ミュージックビデオ

 「End of a Century」のミュージックビデオは、アレクサンドラ・パレスでのライブパフォーマンスを収録したものである。「Tender」のビデオと同様に、スタジオ録音をオーバーダビングするのではなく、ライブパフォーマンスの音声がそのまま使用されている。

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