動画
歌詞&翻訳
Mama, take this badge off of me
ママ、このバッジを外してくれ
I can’t use it anymore
もう持っていたって仕方がないんだ
It’s getting dark, too dark to see
あたりは暗くなりすぎて、もう何も見えやしない
I feel I’m knockin’ upon heaven’s door
まるで天国の扉を叩いてるみたいだ
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door [x4]
ノック、ノック、天国の扉を叩いている [x4]
Mama, put my guns in the ground
ママ、僕の銃を土に埋めてくれ
I can’t shoot them anymore
もう引き金を引くこともできないんだ
That long black cloud is coming down
あの長く黒い雲が低く垂れ込めてきた
I feel I’m knockin’ on heaven’s door
まるで天国の扉を叩いてるみたいだ
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door [x4]
ノック、ノック、天国の扉を叩いている [x4]
曲情報
「Knockin’ on Heaven’s Door」(邦題:天国への扉)は、アメリカのシンガーソングライター、ボブ・ディランが作詞作曲し、1973年の映画『Pat Garrett and Billy the Kid』のサウンドトラックのために書かれた楽曲である。映画の公開から2か月後にシングルとしてリリースされ、世界的なヒットとなり、複数の国でトップ10入りを果たした。この楽曲は、ディランの1960年代以降の作品の中でも特に人気があり、多くのアーティストによってカバーされている。代表的なカバーアーティストには、エリック・クラプトン、ガンズ・アンド・ローゼズ、ランディ・クロフォードなどがいる。
ディランの伝記作家であるクリントン・ヘイリンは、本楽曲を「見事なまでにシンプルな作品」と評している。楽曲は2つの短いヴァースから構成されており、映画のワンシーンに直接関連した歌詞が特徴である。これは、西部の保安官(スリム・ピケンズ)の死を描いたもので、彼が妻(ケイティ・フラド)を「ママ」と呼ぶ場面が印象的である。
この楽曲は、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」のランキングにおいて、2004年には190位、2010年には192位に選ばれている。
2007年10月、インドのシロンで1730人のギタリストがこの曲を5分間弾き続け、史上最大のギター アンサンブルとして世界記録を樹立した。
歌詞の意味
この曲は、映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』(1973年) のために書かれた。この曲は、映画の中で、保安官が銃撃戦で負傷し息を引き取るシーンで流れる。そのため、「バッジを外してくれ」「銃を埋めてくれ」 という歌詞は、戦いを終え、死を覚悟した保安官の最期の言葉として解釈できる。
カバー動画
ガンズ・アンド・ローゼズによるカバー
エリック・クラプトンによるカバー