【歌詞和訳】Daniel Powter – Bad Day

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歌詞&翻訳

Where is the moment we needed the most
僕らが一番必要としていた瞬間はどこへ行ったんだろう?
You kick up the leaves and the magic is lost
君が枯葉を蹴り上げても、魔法はもう消えてしまったんだ
They tell me your blue skies fade to grey
みんなが言ってるよ「君の晴れやかな気分はすっかり曇ってしまった」って
They tell me your passion’s gone away
「君の情熱はなくなってしまった」って
And I don’t need no carryin’ on
もうそんな話は聞きたくないよ

You stand in the line just to hit a new low
ただ並んで順番を待つだけでさらに落ち込んでいく
You’re faking a smile with the coffee to go
持ち帰りのコーヒー片手に無理やり笑顔を作って
You tell me your life’s been way off line
「人生が完全に狂っちゃった」って君は言ってる
You’re falling to pieces everytime
そのたびに心がバラバラになっていく
And I don’t need no carryin’ on
でも僕はもうそんな君には耐えられないよ

Cause you had a bad day
だって今日は最悪な日だったんだろ?
You’re taking one down
気持ちが沈んで
You sing a sad song just to turn it around
悲しい歌を歌って気分を変えようとしてる
You say you don’t know
「わからないよ」って言うけど
You tell me don’t lie
嘘はつかないで
You work at a smile and you go for a ride
作り笑いを浮かべながら、気晴らしに外に出る君
You had a bad day
今日は最悪な日だった
The camera don’t lie
カメラは嘘をつかない
You’re coming back down and you really don’t mind
少し落ち着いたらもうどうでもよくなる
You had a bad day
今日は最悪な日だった
You had a bad day
今日は最悪な日だった

Well you need a blue sky holiday
君には青空の休日が必要だね
The point is they laugh at what you say
要するに、君の言うことをみんな笑ってるんだよ
And I don’t need no carryin’ on
でも僕はもう気にしないことにするよ

You had a bad day
今日は最悪な日だったんだろ?
You’re taking one down
気持ちが沈んで
You sing a sad song just to turn it around
悲しい歌を歌って気分を変えようとしてる
You say you don’t know
「わからないよ」って言うけど
You tell me don’t lie
嘘はつかないで
You work at a smile and you go for a ride
作り笑いを浮かべながら、気晴らしに外に出る君
You had a bad day
今日は最悪な日だった
The camera don’t lie
カメラは嘘をつかない
You’re coming back down and you really don’t mind
少し落ち着いたらもうどうでもよくなる
You had a bad day
今日は最悪な日だった

(Oh.. Holiday..)
(ああ..休日..)

Sometimes the system goes on the blink
時々、何もかもが狂ってしまって
And the whole thing turns out wrong
すべてがうまくいかない日もある
You might not make it back and you know
もう取り返しはつかないかもしれないけど
That you could be well oh that strong
君は思っているよりずっと強いんだ
And I’m not wrong
それは間違いないよ

So where is the passion when you need it the most
だから一番必要なときにその情熱はどこへ行ってしまうんだろう?
Oh you and I
ああ、君も僕も
You kick up the leaves and the magic is lost
君が枯葉を蹴り上げても、魔法はもう消えてしまったんだ

Cause you had a bad day
だって今日は最悪な日だったんだろ?
You’re taking one down
気持ちが沈んで
You sing a sad song just to turn it around
悲しい歌を歌って気分を変えようとしてる
You say you don’t know
「わからないよ」って言うけど
You tell me don’t lie
嘘はつかないで
You work at a smile and you go for a ride
作り笑いを浮かべながら、気晴らしに外に出る君
You had a bad day
今日は最悪な日だった
You’ve seen what you like
君は自分の本当の姿を見たんだよ
And how does it feel for one more time
もう一度この気分を味わってみて、どう感じる?
You had a bad day
今日は最悪な日だったんだ
You had a bad day
今日は最悪な日だった

Had a bad day
最悪な日だった
Had a bad day
最悪な日だった
Had a bad day
最悪な日だった
Had a bad day
最悪な日だった
Had a bad day
最悪な日だった

曲情報

 「Bad Day」(読み方:バッド・デイ、邦題:バッド・デイ〜ついてない日の応援歌)は、カナダのシンガーソングライター、ダニエル・パウターのポップソングであり、彼のセルフタイトルのセカンドスタジオアルバム(2005年)に収録されている。楽曲はパウターによって作詞作曲され、ジェフ・ドーソンとミッチェル・フルームによってプロデュースされた。パウターとドーソンはこの楽曲を2002年に録音したが、当初はリリースしてくれるレコード会社を見つけられなかった。楽曲は2004年のクリスマスにフランスのコカ・コーラのテレビ広告で初めて使用された後、正式にリリースされた。ワーナー・ブラザース・レコードの会長兼CEOであるトム・ウォーリーがデモテープを聴いた後、パウターに契約をオファーし、この楽曲は2005年初頭にヨーロッパでアルバムのリードシングルとしてリリースされた。

 この曲は批評家から賛否両論の評価を受けた。一部の批評家はその歌詞の「普遍的な魅力」を称賛したが、他の批評家はそれが広すぎると指摘した。それにもかかわらず、商業的には大成功を収めた。2005年には、世界中の10か国以上でトップ5にランクインし、ヨーロッパで最も多く放送された楽曲となった。その後、アメリカでリリースされると、ビルボード・ホット100、ポップ100、アダルト・トップ40、アダルト・コンテンポラリーの各チャートで1位を獲得した。2006年には、アメリカでデジタル販売200万枚を達成した初の楽曲となり、ビルボードによってアメリカ国内で最も人気のある楽曲と評価された。その後さらに100万枚を売り上げ、2009年にはRIAA(アメリカレコード協会)によってトリプルプラチナ認定を受けた。また、イギリスではダブルプラチナ、オーストラリアとカナダではプラチナ、デンマークとドイツではゴールド認定を受けた。

 「Bad Day」のミュージックビデオはマーク・ウェブによって監督され、2006年にはインターネット上で8番目に多く視聴されたミュージックビデオとなり、公開1年後には980万回以上の再生数を記録した。ビデオは、落ち込んだ男女が似たような日常を過ごし、最後に出会う様子を描いている。この楽曲は広告やテレビ番組で使用され、特に『アメリカン・アイドル』の脱落者テーマ曲として有名になった。「Saturday Night Live」や「アルビンとチップマンクス」など、多くの番組やアーティストによってカバーやパロディ化されている。また、パウター自身も「The Tonight Show with Jay Leno」「The Ellen DeGeneres Show」などのテレビ番組でこの曲を披露し、北米およびヨーロッパのコンサートツアーでも演奏した。この楽曲の成功により、パウターの代表曲となり、後に『B-Sides』(2007年)や『Best of Me』(2010年)といったコンピレーションアルバムにも収録された。

背景とリリース

 エドモントンのマクエワン大学を20歳で中退したパウターは、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーへ移り、キーボードを演奏しながら作曲活動を始めた。1997年に音楽プロデューサーのジェフ・ドーソンと提携し、2002年に「Bad Day」を録音した。パウターは2週間ほど、頭から離れないメロディを思い浮かべていたという。最初は「明るくポップな歌詞」にしようと考えたが、それが「最も安っぽい曲」になることを懸念し、「Bad Day」というフレーズをコーラスに採用した。歌詞の一部は「苦労していたミュージシャン時代の経験」に基づいている。

 この曲はアルバムの最後に作曲されたもので、パウターはビクトリアとバンクーバーを結ぶフェリーの中で1時間ほどで歌詞を書き上げたという。彼はこの曲について「深い意味のある歌詞ではないが、発音の響きが重要だった。適当に口ずさんでいたら自然に言葉が出てきた」と語っている。

 当初、パウターとドーソンはこの曲をレコード会社に売り込もうとしたが、パウターのステージパフォーマンスの弱さが理由で断られた。失望したパウターはバンクーバーへ戻ったが、新たな代理人であるゲイリー・スタムラーが、ワーナー・ブラザース・レコードの会長トム・ウォーリーにデモテープを聞かせたところ、契約をオファーされた。パウターは当初、作曲家として活動したいと考えていたため契約を渋ったが、最終的に2003年4月に契約し、ロサンゼルスでドーソンおよびミッチェル・フルームとともにアルバムとこの曲の制作に取り組んだ。アルバムの元々の録音はバンクーバーのパウターのアパートで行われたが、ワーナー・ブラザースの要請により再録音された。しかし、フルームは「元の雰囲気を保ちたかった」として、最小限の修正にとどめた。

 「Bad Day」は、まず2005年初頭にフランスのラジオ局RTL、NRJ、Europe 2で放送された。2005年2月8日には、Barnes & Nobleの限定盤EPとして「Free Loop」「Lie to Me」「Song 6」とともに収録され、アメリカでは同年2月22日にデジタルリリースされた。その後、スイス(3月4日)、フランス(3月22日)、イタリア(5月18日)、ドイツ(5月30日)、オーストラリア(6月27日)、イギリス(7月25日)、カナダ(7月28日)と順次CDシングルがリリースされた。スイス版とカナダ版にはアルバム未収録曲「Stupid Like This」が収録され、イタリア、ドイツ、オーストラリア版には「Stupid Like This」と「Lost on The Stoop」が追加された。イギリス版にはミュージックビデオも収録されていた。

 2008年8月6日には、東京でのライブ録音を収録したEPがiTunes限定でリリースされ、「Song 6」「Free Loop」「Best of Me」「Love You Lately」「Bad Day」が収録された。「Bad Day」はまた、パウターのコンピレーションアルバム『B-Sides』(2007年)および『Best of Me』(2010年)にも収録されている。

 「Bad Day」はミッドテンポのポップパワーバラードであり、穏やかなグルーヴに乗せたピアノ伴奏が特徴である。この曲は変ホ長調(E♭メジャー)で作曲されており、ブリッジ部分は嬰ヘ長調(F#メジャー)に移行する。また、シンコペーションを含む16分音符のリズムが使用されている。ワーナー・ブラザースがMusicnotes.comに掲載した楽譜によると、パウターのボーカルレンジはE♭3からD♭5の範囲である。パウターはこの楽曲の楽器編成について、「攻撃的なドラム」が特徴的だと述べている。

作詞作曲

 Entertainment Weeklyのデビッド・ブラウンは、この曲について「落ち込んでいる人に向けた楽曲だが、壮大でパノラマ的なアレンジが気分を高めようとしている」と評価している。また、Manchester Evening Newsのサイモン・ドノヒューは、この曲のサウンドについて「ボーイバンド的な単調さから、フー・ファイターズのような騒々しいロックへとシームレスに変化する」とコメントした。PopMattersのウィンストン・クンは、この曲が「時代精神(ツァイトガイスト)に合致している」と評した。

 BBCニュースマガジンのアラン・コナーは、「Bad Day」の歌詞が普遍的な魅力を持っており、「誰にでも当てはまる軽快さがある」と述べている。AllMusicのスティーヴン・トーマス・アールワインは、この曲を「タイトルとは正反対の陽気でのんびりした曲」と表現した。About.comのビル・ラムは、歌詞のトーンを「安心感があり、慰めとなるもの」と評価したが、パウター自身はこの曲について「自己中心的でナルシシスティックな人々を茶化している」と語っている。さらに、「この曲は単に最悪な一日を歌っているのではなく、物事をあまり深刻に考えすぎず、些細なことに文句を言わないようにというメッセージを込めている」とも述べた。

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