【歌詞和訳】David Bowie – Lady Stardust

動画

歌詞&翻訳

People stared at the makeup on his face
人々は彼の顔のメイクをじっと見つめた
Laughed at his long black hair, his animal grace
黒くて長い髪と、獣のような優雅さに笑い声を上げた
The boy in the bright blue jeans jumped up on the stage
鮮やかなブルージーンズを履いた少年がステージに飛び乗った
Lady Stardust sang his songs of darkness and disgrace
レディ・スターダストは彼の闇と恥辱の歌を歌っていた

And he was alright
それでも、彼はまるで平気な顔をしていた
The band was all together
バンドはひとつにまとまっていた
Yes, he was alright
そう、彼は動じていなかった
The song went on forever
歌はいつまでも続いていた
Yes, he was awful nice
彼は本当に素敵で
Really quite outta sight
本当に別次元の存在のようだった
And he sang all night long
そして夜通し歌い続けていた

Femme fatales emerged from shadows to watch this creature fair
妖しい女たちが陰から現れ、この美しい存在に目を奪われていた
Boys stood upon their chairs to make their point of view
少年たちは自分の想いを伝えるかのように椅子の上に立った
I smiled sadly for a love I could not obey
俺は叶わぬ愛に寂しげに微笑んだ
Lady Stardust sang his songs of darkness and dismay
レディ・スターダストは彼の闇と恥辱の歌を歌っていた

And he was alright
それでも、彼はまるで平気な顔をしていた
The band was all together
バンドはひとつにまとまっていた
Yes, he was alright
そう、彼は動じていなかった
The song went on forever
歌はいつまでも続いていた
And he was awful nice
彼は本当に素敵で
Really quite paradise, and he sang
まるで楽園にいるみたいで、そして彼は
All night, all night long
夜通し、夜通し歌い続けた

Ooh, how I sighed
ああ、思わずため息が出たよ
When they asked if I knew his name
誰かが彼の名前を知っているかと尋ねてきたとき

Oh, it was alright
ああ、全部よかったよ
The band was all together
バンドはひとつにまとまっていたし
Yes, he was alright
うん、彼は平気な様子だった
And the song went on forever
そして歌はいつまでも続いていた
He was awful nice
彼は本当に素敵で
Really quite paradise, he sang
まるで楽園にいるかのようで、彼は
All night long
夜通し歌い続けていたんだ

曲情報

 「Lady Stardust」(レディ・スターダスト)は、イギリスのシンガーソングライター、デヴィッド・ボウイによる楽曲で、1972年のアルバム『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars(ジギー・スターダスト)』に収録された。ケン・スコットとの共同プロデュースにより、バックバンドのスパイダーズ・フロム・マーズ(ミック・ロンソン、トレヴァー・ボルダー、ミック・ウッドマンジー)とともに録音された。本曲は一般的に、グラムロックの象徴的存在であるマーク・ボランへの言及と解釈されている。実際、オリジナルのデモバージョンには「A Song for Marc」という仮タイトルが付けられていたという説もある。

作曲と録音

 「Lady Stardust」は、1971年11月12日にロンドンのトライデント・スタジオで録音された。プロデューサーはケン・スコットで、演奏にはスパイダーズ・フロム・マーズ(ギタリストのミック・ロンソン、ベーシストのトレヴァー・ボルダー、ドラマーのミック・ウッドマンジー)が参加している。同日に「Soul Love」「Moonage Daydream」、そして『The Man Who Sold the World』に収録されていた「The Supermen」の再録音も行われた。

歌詞の意味

Femme fatales とは?

 Femme fatale(ファム・ファタール)はフランス語で「運命の女」「男を破滅に導く魅惑的な女性」を意味する。

 魅力的だが危険な女性で、セクシャルな魅力と支配力を持つ存在。フィルム・ノワールやロマン主義文学、ロックソングでよくこの言葉が登場する。

その他の音源

デモバージョン

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