【曲解説】Eric Clapton – Running On Faith

動画

『ジャーニーマン』バージョン

アコースティック・バージョン

曲情報

「ランニング・オン・フェイス」はイギリスのギタリスト兼歌手、エリック・クラプトンの曲。この曲は1989年のアルバム『ジャーニーマン』に収録され、同年、『ジャーニーマン』からの2枚目のシングルとしてradio editがリリースされた。そして、その翌年の同アルバムからのシングル「No Alibis」と「Run So Far」のB面にも収録された。また1993年のアルバム『アンプラグド』のプロモーショナル・シングルとして「ランニング・オン・フェイス 」のアコースティック・バージョンが同曲がリリースされた。

歌詞の意味

この曲は愛が戻ってくることを唯一の希望として、信じるしかない心の状態をまっすぐに描いてる。主人公はうまくいかない日々の中で、自分にできることは信じ続けることだけだと感じていて、眠っている時でさえ想いがこぼれ出てしまうほど強く相手を求めている。

それでも感情はただ暗いだけではなく、愛が再び互いを包む瞬間を思い描けば世界はきっと正しい場所に戻るという確信が支えになっている。今までずっと日々を受け入れながら生きてきた主人公にとって、本気で自分を想ってくれる人との出会いはまだ叶っていない夢であり、それでも信じることでその未来に近づけると感じている。

ふたりが同じ気持ちで歩めるなら夢は必ず実現すると信じるその姿は、現実の不安や孤独よりも希望の力が勝っていることを物語っていて、信頼や再生への想いが静かに積み重なっていく曲になっている。

running on faithの意味

run onは「~で走る、~で動かす、~を燃料とする」という意味。つまり「run on faith」は「信念を燃料として生きている」「信念で動いている」という意味になり、この歌詞の中では「他に確かなものがない状況で、信念だけを頼りにしている」というニュアンスを含んでいるため、結果的に「信念だけに頼って生きている」と訳せる。

Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

Ads Blocker Detected!!!

We have detected that you are using extensions to block ads. Please support us by disabling these ads blocker.