動画

The Police Collection
The Police
- When the World Is Running Down..
- Spirits in the Material World
- Every Little Thing She Does Is Magic
- Demolition Man
- Synchronicity I
- Synchronicity II
- Every Breath You Take
- King Of Pain
- Wrapped Around Your Finger
歌詞&翻訳
I’ve called you so many times today
今日、君に何度も電話をかけたよ
And I guess it’s all true what your girlfriends say
君の友達が言ってたことは全部本当みたいだね
That you don’t ever want to see me again
君はもう二度と俺に会いたくないんだって
And your brother’s gonna kill me and he’s six feet ten
それに身長208cmの君の兄貴が俺を殺すつもりらしい
I guess you’d call it cowardice
君は臆病だって言うかもしれないけど
But I’m not prepared to go on like this
こんなふうに続けていくなんて、もう耐えられないよ
I can’t, I can’t, I can’t stand losing [x2]
耐えられない、耐えられない、耐えられない 失うなんて
I can’t, I can’t, I can’t
耐えられない、耐えられない、耐えられない
I can’t stand losing you [x4]
君を失うなんて耐えられない
I see you’ve sent my letters back
俺の手紙が送り返されてきてた
And my LP records and they’re all scratched
貸してたLPレコードも全部返ってきて、しかも傷だらけになってた
I can’t see the point in another day
When nobody listens to a word I say
誰も俺の話を聞いてくれないなら、明日を生きる意味を見い出せないよ
You can call it lack of confidence
君はこういうのを自信のなさだって言うかもしれないけど
But to carry on living doesn’t make no sense
生き続けること自体、もう意味がないんだ
I can’t, I can’t, I can’t stand losing [x6]
耐えられない、耐えられない、耐えられない 失うなんて [x6]
I guess this is our last goodbye
たぶんこれが俺らの最後の別れだろう
And you don’t care, so I won’t cry
君は気にしちゃいないから俺も泣かないよ
And you’ll be sorry when I’m dead
でも俺が死んだら君は後悔することになるんだ
And all this guilt will be on your head
その罪悪感は全部、君の肩にのしかかるんだ
I guess you’d call it suicide
君はそれを自殺だって言うかもしれない
But I’m too full to swallow my pride
でもプライドが高すぎるから、プライドを捨てて生きるなんてできないんだ
I can’t, I can’t, I can’t stand [x13]
耐えられない、耐えられない、耐えられない [13]
Can’t stand losing you
君を失うことになんて耐えられない
曲情報
「Can’t Stand Losing You」(キャント・スタンド・ルージング・ユー)は、イギリスのロックバンド、ポリスのデビューアルバム『Outlandos d’Amour』からの楽曲で、1978年に発売された。シングルとしては「Roxanne」に続くリリースで、1979年の再発時には全英シングルチャートで2位を記録した。スティングが自殺を題材に書いた楽曲である。
作曲
「Can’t Stand Losing You」の歌詞は、スティングによれば「ティーンエイジャーの自殺についてで、常にちょっとしたジョークのようなもの」であり、わずか5分で書き上げたという。楽曲は「Roxanne」と音楽的に似ており、どちらもレゲエの影響を受けつつロック調のコーラスを持つ。エコープレックス・ディレイユニットが使用されており、スティングは「奇妙で高い声のアップダウンの歌い方」と自ら形容している。
B面曲の「Dead End Job」は、コープランドが高校時代に作ったリフに基づいており、スティングが教師という職業(彼はバンド加入前に教師をしていた)を「行き止まりの仕事」と描いている。1993年のボックスセット『Message in a Box』で初めてCD化された。
レセプション
Cash Boxは、本作のリフレインの力強さを称賛し、「ボーカルは3人編成のインストゥルメンタルのエネルギーに見事に匹敵する」と評した。
商業的成功
オリジナルシングルは1978年に最高42位を記録したが、1979年6月の再発時には全英チャートで2位に迫った。また1980年にはシングルコンピレーション『Six Pack』の一部として再びチャート入りし、最高17位を記録した。1995年にはライブバージョンがシングルとして発売され、27位を記録している。
論争
オリジナルシングルは、その物議を醸したジャケットのためBBCによって放送禁止となった。スティングは「問題となったのは、シングルのカバー写真で、スチュワートが首に縄をかけて氷の上に立ち、氷が溶けるのを待っている姿だったからだ」と語っている。写真はピーター・グラヴェルによるものである。
ライブパフォーマンス
アルバム『Reggatta de Blanc』収録のインストゥルメンタル曲「Reggatta de Blanc」は、「Can’t Stand Losing You」のライブ即興演奏から生まれたもので、1981年にグラミー賞最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンスを受賞した。
ポリスは1978年にBBC2の音楽番組『The Old Grey Whistle Test』でこの曲を演奏し、これが彼らのテレビ初出演となった。なお、この時スティングはメイク時にヘアスプレー缶の事故で病院に運ばれたため、大きなサングラスをかけて出演した。
ミュージックビデオ
本曲には2種類のミュージックビデオが存在する。ひとつはステージ上で演奏するバンドを撮影したもので、スティングは大きな眼鏡をかけている。この映像は「Message in a Bottle」のビデオと同時期に撮影されており、メンバーの衣装も同じである。もうひとつは赤い背景の前で演奏するバージョンで、こちらは「Roxanne」の赤背景版と同じ日に撮影された。
歌詞の意味
But I’m too full to swallow my pride
でもプライドが高すぎるから、プライドを捨てて生きるなんてできないんだ
この部分は直訳すると「お腹がいっぱいすぎて、自分のプライドを飲み込めない」となる。
- swallow my pride
直訳「自分のプライドを飲み込む」=「プライドを捨てる/屈服する」 - too full
直訳「(お腹が)いっぱいすぎる」ですが、比喩的に「いっぱいで、それ以上は飲み込めない」
実際は「でも僕はプライドを捨てきれない/プライドが邪魔して受け入れられない」という意味になり、前の文「I guess you’d call it suicide(君はそれを自殺だって言うかもしれない)」という文脈を考慮にいれると、「でもプライドが高すぎるから、プライドを捨てて生きるなんてできないんだ」というような訳になる。