【和訳】The Smiths – Frankly, Mr. Shankly

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歌詞&翻訳

Frankly, Mr. Shankly, this position I’ve held
率直に言って、シャンクリーさん、この地位を守ってきましたが
It pays my way, and it corrodes my soul
生活費は稼げても、心は蝕まれていきます
I want to leave, you will not miss me
辞めたいんです、私がいなくても寂しくはないでしょう
I want to go down in musical history
音楽史に名を刻みたいのです

Frankly, Mr. Shankly, I’m a sickening wreck
率直に言って、シャンクリーさん、私はもうボロボロです
I’ve got the twenty-first century breathing down my neck
21世紀が背後に迫ってきていて
I must move fast, you understand me
急がないといけないんです、わかりますよね
I want to go down in celluloid history, Mr. Shankly
映画史にも名を残したいんです、シャンクリーさん

Fame, fame, fatal fame
名声、名声、致命的な名声
It can play hideous tricks on the brain
それは脳に恐ろしい悪戯をします
But still I’d rather be famous than righteous or holy
それでも、正義や聖なる存在よりも名声が欲しい
Any day, any day, any day
いつだって、いつだって、いつだって

But sometimes I’d feel more fulfilled
でも、時にはもっと満たされていると感じるかもしれない
Making Christmas cards with the mentally ill
精神障害者とクリスマスカードを作っている方が
I want to live and I want to love
僕は生きたいし、恋愛だってしたいんです
I want to catch something that I might be ashamed of
何か恥じるようなものを手に入れたいんです

Frankly, Mr. Shankly, this position I’ve held
率直に言って、シャンクリーさん、この地位を守ってきましたが
It pays my way, and it corrodes my soul
生活費は稼げても、心は蝕まれていきます
Oh, I didn’t realise that you wrote poetry
ああ、あなたが詩を書くとは思っていませんでした
I didn’t realise you wrote such bloody awful poetry, Mr. Shankly
そんなに酷い詩を書くとは思っていませんでした、シャンクリーさん

Frankly, Mr. Shankly, since you ask
率直に言って、シャンクリーさん、あなたが尋ねたから言いますが
You are a flatulent pain in the arse
あなたは屁ばかりこく厄介者です
I do not mean to be so rude
こんなにも無礼なことを言いたくはなかったのですが
Still, I must speak frankly, Mr. Shankly
でも、率直に言わなければならないんです、シャンクリーさん

Oh, give us your money!
ああ、お金をください!

和訳リンク

曲情報

 「Frankly, Mr. Shankly」(フランクリー、ミスター・シャンクリー)は、イギリスのロックバンド、ザ・スミスが1986年6月16日にラフ・トレード・レコードからリリースした3枚目のスタジオアルバム『ザ・クイーン・イズ・デッド』に収録された曲。

 ギタリストのジョニー・マーはニュー・ミュージカル・エクスプレス紙に、モリッシーがリンダ・マッカートニーにこの曲でピアノを弾いてほしいと頼む葉書を送ったと語った。しかし、マッカートニーの元妻は丁重に申し出を断った。

 この曲は、ザ・スミスのレコードレーベル、ラフ・トレード社の代表であるジェフ・トラヴィスに宛てたものだと言われている。トラヴィスは2011年4月のモジョ誌のインタビューで、この曲の「ひどい詩」という歌詞は、モリッシーのために書いた詩への言及であると認めた。

 トラヴィスは、この曲についてモジョ誌に次のように語っている。「この歌詞は面白いし、音楽の疾走感あるリズムも僕を笑顔にしてくれる。僕はミュージックホールが大好きで、曲全体の陽気で軽快なマックス・ミラー的な雰囲気が素晴らしいと思った。歌詞はモリッシーが別の場所に行きたいという願望の一部だと捉えたから、完全にバカバカしいものではない。スミスがラフ・トレードを去ることは彼らの自由だったし、モリッシーは自分の体験をもとにしか書けないからね」

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