【歌詞和訳】Sting – My Funny Valentine

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歌詞&翻訳

My funny Valentine
僕の可笑しなヴァレンタイン
Sweet comic Valentine
愛しくてユーモラスなヴァレンタイン
You make me smile with my heart
君は僕の心をほっこりさせてくれる

My funny Valentine
僕の可笑しなヴァレンタイン
Sweet comic Valentine
愛しくてユーモラスなヴァレンタイン
You make me smile with my heart
君は僕の心をほっこりさせてくれる

Your looks are laughable
君の見た目はちょっと愛嬌があって
Unphotographable
写真にはその魅力は上手く収められないけど
Yet you’re my favorite work of art
それでも僕にとって最高の芸術作品なんだ

Is your figure less than Greek
君の見た目はギリシャ彫刻ほど完璧じゃない?
Is your mouth a little weak
君の口元は締まりがなく見える?
When you open it to speak
君が口を開けて話すとき
Are you smart? (yeah)
ちゃんと知的に見えるかな?

Don’t change a hair for me
僕のために髪の毛一本だって変えないで
Not if you care for me
もし僕のことを想ってくれるなら
Stay, little Valentine, stay
ここにいて、愛しいヴァレンタイン、そばにいて
Each day is Valentine’s day
僕にとっては毎日がヴァレンタインデーなんだから

Is your figure less than Greek
君の見た目はギリシャ彫刻ほど完璧じゃない?
Is your mouth a little weak
君の口元は締まりがなく見える?
When you open it to speak
君が口を開けて話すとき
Are you smart? (yeah)
ちゃんと知的に見えるかな?

Don’t change a hair for me
僕のために髪の毛一本だって変えないで
Not if you care for me
もし僕のことを想ってくれるなら
Stay, little Valentine, stay
ここにいて、愛しいヴァレンタイン、そばにいて
Each day is Valentine’s day
僕にとっては毎日がヴァレンタインデーなんだから

曲情報

 「My Funny Valentine」(マイ・ファニー・ヴァレンタイン)はイギリスのミュージシャン、Sting(スティング)の曲。この曲は、1937年のミュージカル 『Babes in Arms』 のために リチャード・ロジャース(作曲)ロレンツ・ハート(作詞) によって作られたジャズのスタンダードナンバーである。2005年4月16日に松竹の製作・配給で公開された日本映画『阿修羅城の瞳』のエンディング曲としてスティングがこの曲をカバーして録音した。

▼オリジナル

以下は「My Funny Valentine」をカバーしたアーティストのリスト:

  • Chet Baker (1954)
  • Frank Sinatra (1955)
  • Elvis Costello
  • Miles Davis
  • Ella Fitzgerald
  • Steve Goodman
  • Rickie Lee Jones
  • Julie London
  • Harpo Marx
  • Gerry Mulligan
  • Josipa Lisac
  • Sting (2005, for Ashura no Hitomi)

この他にも、多くのジャズ・ポップアーティストによってカバーされている。

歌詞の意味

この歌詞における「Valentine(ヴァレンタイン)」の意味

 ”Valentine(ヴァレンタイン)” という人名は存在するが、この曲では人名ではなく「愛する人」「恋愛関係を持ちたいと思う人」「愛情を込めて愛したり尊敬したりする人」「恋人」という “Valentine” 本来の意味で使われている。

「funny」の意味

My funny Valentine
僕の可笑しなヴァレンタイン

 複数の意味を持つ英単語を全て訳に反映することはできないが、ここでの “funny” は「おかしい」だけでなく 「愛嬌のある」「可愛らしくて微笑ましい」 というニュアンスもある。「ちょっと変わった人」「ユニークな人」「独特な魅力のある人」「風変わりで愛らしい人」「ちょっと抜けている人」などの人物像をイメージできる。

女性の見た目ディスりすぎじゃない?

 歌詞には相手の見た目が良くないというフレーズがいくつも登場するが、この曲はもともと女性視点で男性の恋人のことを歌ったものである。

 これは単なる見た目の評価ではなく、「完璧じゃないけれど、それも含めて愛しい」という愛情表現になっている。少しからかうようなトーンを交えながらも、相手の不完全さを受け入れ、むしろ魅力として愛していることを伝えている。

 また、歌詞に出てくる「ギリシャ彫刻」という表現は、男性の肉体美を称賛する際によく使われる比喩であり、女性に対してはあまり用いられない。実際に、アスリートや俳優が 「ギリシャ彫刻のような体型」と形容されることが多い。

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