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曲情報
「ココモ」はアメリカのロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズの曲。この曲は1988年の映画『カクテル』およびアルバム『スティル・クルージング』に収録された。
1988年7月18日にシングルとしてリリースされ、アメリカとオーストラリアでナンバーワンヒットとなった。この曲は、バンドにとって20年ぶりのオリジナルトップ20シングルであり、22年ぶりのナンバーワンヒットとなった。
歌詞の意味
この曲は南国の楽園に恋人を連れ出して、日常からすべて解き放たれるような時間を過ごしたいという、軽やかで夢見心地なムードを描いている。白い砂浜や甘いトロピカルドリンク、スティールドラムのゆったりとしたリズムに身を任せながら、二人の距離が自然に縮まっていく開放感が広がる内容。忙しさや悩みを忘れて、ただ心地よい風と海に包まれながら過ごす“何もしない幸福”に憧れる気持ちが柔らかく漂い、楽園の名前を次々と並べることで、旅のワクワクとロマンチックな期待が高まっていく。現実より少しだけ輝いた夢のような時間に身を浸す、甘い逃避の物語になっている。
pretty mamaって?
このママは愛しい人に親しみを込めて呼ぶ「ベイビー」と同義。
Kokomo(ココモ)ってどこ?
架空の島の名前。バンドのメンバーで作詞者であるフィリップスはココモをフロリダキーズ沖にある場所として描いていたが、実際、南フロリダにはココモは存在しない。サラソタにはココモ・チャーターズがあり、インディアナ州にはココモ市があり、フィジー諸島にもココモがあり、ハワイにもココモという名のコミュニティがある。
コンタクト・ハイって何?
コンタクト・ハイとは、薬物を使用していない人が向精神薬の影響下にある人と接触するだけで薬物を摂取したような効果を経験する現象である。プラセボ効果と同様に、コンタクト・ハイは古典的条件付けや身体的・社会的環境によって引き起こされる可能性がある。


