【和訳】The Smiths – The Queen Is Dead

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歌詞&翻訳

“Oh, take me back to dear old Blighty”
「ああ、懐かしきブライティ(イギリス)に連れて帰ってくれ」
“Put me on the train for London Town”
「ロンドン行きの列車に乗せてくれ」
“Take me anywhere, drop me anywhere”
「どこへでも連れて行って、どこにでも降ろしてくれ」
“In Liverpool, Leeds or Birmingham, but I don’t care”
「リヴァプールでもリーズでもバーミンガムでも構わない」

Farewell to this land’s cheerless marshes
この陰鬱な国にさようなら
Hemmed in like a boar between arches
柵の中に閉じ込められた猪のように追い詰められ
Her very lowness with her head in a sling
彼女は首を吊るされたようにうなだれている
I’m truly sorry – but it sounds like a wonderful thing
本当に残念だけど、なんだか素晴らしいことのように聞こえるね
I say, Charles, don’t you ever crave
親愛なるチャールズ、あなたは
To appear on the front of the Daily Mail
デイリー・メールの表紙を飾りたくなったことはない?
Dressed in your mother’s bridal veil?
母のウェディングベールを身にまとって

So I checked all the registered historical facts
歴史的な事実をすべて調べてみたら
And I was shocked into shame to discover
How I’m the 18th pale descendant
Of some old queen or other
自分がある古い女王の18代目の遠い子孫であることを発見して、恥ずかしくてたまらなかった

Oh, has the world changed or have I changed?
世界が変わったのか、それとも僕が変わったのか?
Oh, has the world changed or have I changed?
世界が変わったのか、それとも僕が変わったのか?
Some 9-year old tough peddles drugs
9歳の少年がドラッグを売っている
(I swear to God, I swear I never even knew what drugs WERE)
(神に誓って、僕が子供の頃はドラッグが何なのかさえ知らなかったよ)

So I broke into the Palace
だから宮殿に侵入したんだ
With a sponge and a rusty spanner
スポンジと錆びたスパナを持って
She said, “Eh, I know you and you cannot sing.”
彼女は言った「ねえ、あなたのこと知ってるわ、あなたは歌えないでしょ」
I said, “That’s nothing – you should hear me play piano.”
僕は言った「そんなの大したことじゃないよ、それより僕のピアノ演奏を聞くべきだ」

We can go for a walk where it’s quiet and dry
静かで心地よい場所を散歩して
And talk about precious things
大切なことについて話そう
But when you’re tied to your mother’s apron
でも君が母親のエプロンにしがみついてるなら
No-one talks about castration
誰も去勢については話さない
We can go for a walk where it’s quiet and dry
静かで心地よい場所を散歩して
And talk about precious things
大切なことについて話そう
Like love and law and poverty
愛や法律や貧困について
These are the things that kill me
こういうものが僕を苦しめる
We can go for a walk where it’s quiet and dry
静かで乾いた場所を散歩して
And talk about precious things
大切なことについて話そう
But the rain that flattens my hair
でも雨が僕の髪をぺしゃんこにする
These are things that kill me
こういうことが僕を苦しめる
All their lies about makeup and long hair are still there
メイクや長い髪に関する彼らの嘘は、いまだに残っている

Past the Pub that saps your body
健康を台無しにするパブと
And the church who’ll snatch your money
お金を奪おうとする教会を通り過ぎる
The Queen is dead, boys
女王は死んだよ、みんな
And it’s so lonely on a limb
そして、孤立していると本当に孤独だ

Past the Pub that wrecks your body
体を壊すパブと
And the church – all they want is your money
金目当てでしかない教会を通り過ぎる
The Queen is dead, boys
女王は死んだよ、みんな
And it’s so lonely on a limb
そして、孤立していると本当に孤独だ

life is very long, when you’re lonely
人生はとても長い、君が孤独なら
life is very long, when you’re lonely

人生はとても長い、君が孤独なら
life is very long, when you’re lonely

人生はとても長い、君が孤独なら
life is very long, when you’re lonely

人生はとても長い、君が孤独なら

和訳リンク

曲情報

 「ザ・クイーン・イズ・デッド」は、イギリスのオルタナティブロックバンド、ザ・スミスが1986年に発表した曲で、同名の3枚目のスタジオアルバムに収録されている。モリッシーとジョニー・マーが書いたこの曲は、反君主制主義的な歌詞が特徴で、イギリスの音楽誌で物議を醸した。音楽的には、この曲は実験とジャムセッションの結果であり、マーとリズムセクションのアンディ・ルークとマイク・ジョイスは、スタジオでテクノロジーを使ってパフォーマンスを向上させた。

冒頭のサンプルについて

 この曲の冒頭に流れるサンプルでは、音楽ホールのベテランであるシシリー・コートニッジが、第一次世界大戦のスタンダードナンバー「Take Me Back To Dear Old Blighty」を歌っている。このサンプルは、ブライアン・フォーブス監督の1962年の英国映画『The L-Shaped Room』から取られている。

アルバムタイトルの由来

 アルバムタイトルは、アメリカの作家ヒューバート・セルビーの1964年の小説『ブルックリン最終出口』の一節から取られた。この小説は、レイプ、薬物使用、同性愛、トランスヴェスティズム(異性装)、家庭内暴力などを率直に描写しているため、大きな論争を引き起こした。

歌詞の意味

モリッシーのピアノ演奏

 モリッシーが曲の中で「そんなの大したことじゃないよ、それより僕のピアノ演奏を聞くべきだ」と歌う場面がある。この発言を裏付けるように、次のアルバム『Strangeways, Here We Come』の中の「Death of a Disco Dancer」という曲ではモリッシーのピアノ演奏を聞くことができる。

女王が死んでいるわけではない

 以下のようなフレーズは実際に女王が死んでいることを意味するのではなく、象徴的に彼女の権威や影響力が失われたことを表現している。これは、女王や君主制に対する批判的な視点から、彼女の支配や権力が終わったことを示唆している。

Her very lowness with her head in a sling
彼女は首を吊るされたようにうなだれている

The Queen is dead, boys
女王は死んだよ、みんな

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