動画
歌詞&翻訳
Yeah
Well, I woke up this mornin’ on the wrong side of the bed
今朝は最悪な気分で一日が始まった
And how I got to thinkin’ about a-all those things you said
そしてお前が言ってたことを全部思い出したよ
About ordinary people and how they make you sick
「庶民なんて吐き気がする」って言葉とか
And if callin’ names kicks back on you, then I hope this does the trick
人を悪く言えば、いずれ自分に返ってくるって言うなら、この歌がそのしっぺ返しになることを願うよ
‘Cause I’m sick of your complainin’ about how many bills
だって俺はもうウンザリなんだ 請求書の多さに文句を言うお前に
And I’m sick of all your bitchin’ ‘bout your poodles and your pills
プードルや薬の愚痴ばっかり言ってるお前に
And I just can’t see no humor about your way of life
お前の暮らしぶりに少しもユーモアを見いだせない
And I think I can do more for you with this here fork and knife!
だからこう思うよ このフォークとナイフでお前を始末してやる方がよっぽどいいことだってな!
Eat the rich
金持ちを食え
There’s only one thing that they’re good for
奴らの利用価値なんてそれくらいのもんだ
Eat the rich
金持ちを食え
I take one bite now, come back for more
ひと口食って、あとでまた食いに来てやるよ
Eat the rich
金持ちを食え
I gotta get this off my chest
胸につかえてるものを吐き出さなきゃ
Eat the rich
金持ちを食え
I take a-one bite now, spit out the rest, uh-huh
ひと口食って、残りは吐き出すんだ
So I called up my head shrinker and I told him what I’d done
頭の中の精神科医に電話して、俺のやったことを話したら
He said “You’d best go on a diet, yeah I hope you had some fun
こう言いやがった「ダイエットした方がいいな ま、楽しめたのならいいけど
And-a don’t go burst a bubble on the rich folks who get rude
それと横柄な金持ちの幻想を壊すんじゃないぞ
‘Cause you won’t get in no trouble when you eats that kinda food”
でもそういう連中を食う分には、誰も文句は言わんから安心しろ」
Now they’re smokin’ up the junk bonds and then they go get stiff
奴らはジャンク債で遊んでベロベロに酔っぱらい
And they’re dancin’ in the yacht club with Muff and Uncle Biff
ヨットクラブでマフやビフおじさんと踊ってやがる
But there’s one good thing that happens a-when you toss your pearls to swine
だがひとつだけ良いことがある――豚に真珠を投げ与えたときみたいに
Their attitudes may taste like shit, but go real good with wine
奴らの態度はクソみたいな味だが、ワインにはよく合うんだ
Eat the rich
金持ちを食え
A-there’s only one thing that they’re good for
奴らの利用価値なんてそれくらいのもんだ
Eat the rich
金持ちを食え
I take a-one bite now, come back for more
ひと口食って、あとでまた食いに来てやるよ
Eat the rich
金持ちを食え
I gotta get this off my chest
胸につかえてるものを吐き出さなきゃ
Eat the rich
金持ちを食え
I take a-one bite now, spit out the rest, pth
ひと口食って、残りは吐き出すんだ、プッ
Believe in all the good things that money just can’t buy
金じゃ買えない良いことを信じろよ
Then you won’t get no belly ache from eatin’ humble pie
そうすりゃハンブル・パイを食っても腹など痛みはしないさ
I believe in rags to riches, your inheritance won’t last
俺は貧乏からの成り上がりってのを信じちゃいるが、お前の相続財産なんざ長続きしねえよ
So take your Grey Poupon, my friend, and shove it up your ass
だからその高級マスタードを、友よ、ケツに突っ込んでな!
Eat the rich
金持ちを食え
A-there’s only one thing that they’re good for
奴らの利用価値なんてそれくらいのもんだ
Eat the rich
金持ちを食え
I take a-one bite now and come back for more
ひと口食って、あとでまた食いに来てやるよ
Eat the rich
金持ちを食え
I gotta get this off my chest
胸につかえてるものを吐き出さなきゃ
Eat the rich
金持ちを食え
I take a-one bite now, spit out the rest
ひと口食って、残りは吐き出すんだ
Eat the rich
金持ちを食え
A-there’s only one thing that they’re good for
奴らの利用価値なんてそれくらいのもんだ
Eat the rich
金持ちを食え
I take a-one bite now and come back for more
ひと口食って、あとでまた食いに来てやるよ
Eat the rich
金持ちを食え
A-don’t stop me now, I’m goin’ crazy
止めるなよ、俺は狂いそうだ
Eat the rich
金持ちを食え
That’s my idea of a good time, baby
それが俺にとって最高の楽しみなんだ、ベイビー
曲情報
「Eat the Rich」は、アメリカのハードロックバンド、エアロスミスによる楽曲である。スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、ジム・ヴァランスによって作曲され、1993年6月にゲフィン・レコードからシングルとしてリリースされた。アルバム『Get a Grip』(1993年)からの2枚目のシングルである。アメリカのロックラジオでヒットし、Billboard Mainstream Rock Tracksチャートで5位を記録。イギリスでは34位、カナダでは45位を記録した。後続のシングルとビデオがさらに大きな成功を収め、アルバム全体の人気を後押しした。
この曲はすぐにファンの間で人気曲となり、特に『Get a Grip Tour』ではオープニング曲として使用され、大きな歓声を集めた。その後も『Route of All Evil Tour』などで何度か演奏されている。
1994年にリリースされたゲフィン・レコード時代のベスト盤『Big Ones』や、ライブ・アルバム『A Little South of Sanity』の1曲目としても収録されている。
構成
アルバム『Get a Grip』では、「Eat the Rich」の前に「Intro」という23秒のトラックが収録されている。重低音のベース、部族的なドラム、逆再生された「Eat the Rich」のコーラス、タイラーによる高速な語り、そして「Walk This Way」のサンプルが曲の終わりに登場し、そのまま「Eat the Rich」へとつながる。「Intro」には前作『Pump』に収録された「F.I.N.E.*」からの一節も含まれている。
ミュージックビデオ
ミュージックビデオは、ボストンのSoundtrack Studiosでの演奏シーン、マサチューセッツ州のLongview Farmでのレコーディング風景、ニューヨークでの写真撮影の舞台裏を組み合わせて構成されている。映像には目玉、頭蓋骨、角といった要素が挿入され、楽曲の持つカニバリズム的な雰囲気を表現している。ビデオはピーター・マルティネスによって撮影・編集され、エレン・スタンフォードがプロデュースを担当した。また、A&Rのジョン・カロドナー、コメディアンのアンソニー・クラーク、WBCNラジオDJのマーク・パランティオが出演している。
その他
この楽曲は、テクモのゲーム『Dead or Alive 4』のオープニングや、ミッドウェイゲームズのアーケードゲーム『Revolution X』でも使用された。
また、Foghatが1974年に発表した「Honey Hush」には、「Eat the Rich」と似たイントロのギターリフが使用されている。
歌詞の意味
eat humble pie(ハンブル・パイを食う)とは?
Then you won’t get no belly ache from eatin’ humble pie
そうすりゃハンブル・パイを食っても腹など痛みはしないさ
eat humble pie(ハンブル・パイを食う)とは、英語のイディオムで「自分の誤りを認めて謝罪する、屈辱を受け入れる」という意味。アメリカ英語では「eat crow」という表現も同じ意味で使われる。
「eat humble pie」というイディオムは、中世イングランドの料理に由来している。当時「humble pie」という食べ物があったが、ここでの「humble pie」は「謙虚」という意味ではなく、フランス語由来の「numble」(獣の内臓=肝臓や腸などのもつ)から派生したものだった。本来は「numble pie」=「内臓パイ」と呼ばれていたのが、やがて訛って「humble pie」となった。狩猟のあと、領主や貴族は上等な肉を食べ、下層階級は余り物の内臓でパイを作って食べていたことから、「humble pieを食べる」=「身分をわきまえる」「屈辱を受け入れる」という意味合いが生まれた。そこに「humble=謙虚」という語の響きが重なって、現在の「頭を下げる」「自分が間違っていたと認める」という比喩表現に発展した。
「wake up on the wrong side of the bed」とは?
Well, I woke up this mornin’ on the wrong side of the bed
今朝は最悪な気分で一日が始まった
「wake up on the wrong side of the bed」は直訳すると「ベッドの間違った側で目を覚ます」となるが、「朝から機嫌が悪い」「寝起きから不機嫌」 という意味で使われる慣用表現。
「burst a bubble」とは?
And-a don’t go burst a bubble on the rich folks who get rude
それと横柄な金持ちの幻想を壊すんじゃないぞ
「burst a bubble」 というフレーズは、英語で「夢や幻想を壊す」「現実を突きつける」という意味で使われる慣用表現。「burst someone’s bubble」という形で使われることが多い。