【歌詞和訳】Stevie Wonder – For Once In My Life

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歌詞&翻訳

For once in my life, I have someone who needs me
人生で初めて、僕を必要としてくれる人がいる
Someone I’ve needed so long
ずっと求めていた人が現れたんだ
For once, unafraid, I can go where life leads me
初めて怖がらずに人生が導くままに身を任せることができる
Somehow, I know I’ll be strong
なぜだか強くなれる気がする

For once, I can touch what my heart used to dream of
初めて心がずっと夢見ていたものに触れられる
Long before I knew
それはずっと昔から描いていた夢だった
Oh, someone warm like you
ああ、君のように温かい人が
Would make my dreams come true, yeah, yeah, yeah (For once in my life)
僕の夢を叶えてくれるなんて、イェー、イェー、イェー(人生で初めて)

For once in my life, I won’t let sorrow hurt me
人生で初めて、悲しみに傷つけられたりはしない
Not like it’s hurt me before (Not like it’s hurt before)
これまでみたいにはもう(これまでみたいにはもう)
For once, I have something I know won’t desert me
初めて絶対に僕を見捨てないってわかるものを手にしたんだ
I’m not alone anymore (I’m not alone anymore)
もうひとりじゃない(もうひとりじゃない)

For once, I can say, this is mine, you can’t take it
初めて「これは僕のものだ」って言える、誰にも奪えない
As long as I know I have love, I can make it
愛があるってわかっていれば、きっと乗り越えられる
For once in my life, I have someone who needs me (Someone who needs me)
人生で初めて、僕を必要としてくれる人がいる(僕を必要としてくれる人が)
Hey, hey, hey, hey, yeah (Someone who needs me)
ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイ、イェー(僕を必要としてくれる人が)
Oh, baby, love, baby
ああ、ベイビー、愛しい人

(For once in my life)
(人生で初めて)

For once in my life (For once in my life), I won’t let sorrow hurt me
人生で初めて(人生で初めて)、悲しみに傷つけられたりはしない
Not like it’s hurt me before (Not like it’s hurt before)
これまでみたいにはもう(これまでみたいにはもう)
For once, I have something I know won’t desert me
初めて絶対に僕を見捨てないってわかるものを手にしたんだ
I’m not alone anymore (I’m not alone anymore)
もうひとりじゃない(もうひとりじゃない)

For once, I can say, this is mine, you can’t take it
初めて「これは僕のものだ」って言える、誰にも奪えないさ
Long as I know I have love, I can make it
愛があるってわかっていれば、きっと乗り越えられる
For once in my life, I have someone who needs me (Someone who needs me, yeah)
人生で初めて、僕を必要としてくれる人がいる(僕を必要としてくれる人が、そう)

Oh, for once in my life (Someone who needs me, yeah)
ああ、人生で初めて(僕を必要としてくれる人が、そう)
Somebody that needs me (Someone who needs me, yeah)
僕を必要としてくれる人がいる(僕を必要としてくれる人が、そう)
Ooh, baby, for once in my life (Someone who needs me, yeah)
うう、ベイビー、人生で初めて(僕を必要としてくれる人が、そう)

曲情報

 「For Once in My Life」(フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ)は、モータウン・レコードの音楽出版部門Stein & Van Stockのために、ロン・ミラーとオーランド・マーデンによって書かれた楽曲で、最初に録音されたのは1965年である。

 この曲は当初、スローバラードとして書かれ、1965年にコニー・ヘインズが最初に録音した。しかし最初にリリースされたのは、1966年のジーン・デュションによるバージョンだった。初期の他のバージョンには、ナンシー・ウィルソン、フォー・トップス、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&シュープリームス、フランク・シナトラ、トニー・ベネットによるものがある。なかでもベネットの録音が最初にポップチャート入りした。

 最も広く知られ、成功を収めたのは、スティーヴィー・ワンダーによるアップテンポのアレンジで、1967年に録音された。ワンダーのバージョンはモータウンのタムラ・レーベルからリリースされ、1968年末から1969年初頭にかけて、アメリカとイギリスでトップ3入りを果たした。

 ワンダーによるこのバージョンは、1967年夏にテンプテーションズのバージョンとほぼ同時期に録音された。しかし、ベリー・ゴーディはヘンリー・コズビーのプロデュースによるこのアップテンポのアレンジを気に入らず、シングルとしてのリリースを拒否し、録音は棚上げされた。その後、モータウンの品質管理部門責任者であるビリー・ジーン・ブラウンがゴーディを説得し、1968年10月にようやくリリースが許可された。

 ゴーディの直感に反して、「For Once in My Life」は大ヒットとなり、Billboardポップ・シングル・チャートおよびR&Bシングル・チャートの両方で2位を記録した(いずれのチャートでも、1位の座を阻んだのは、やはりゴーディが当初リリースに反対していたモータウンのシングル、マーヴィン・ゲイの「I Heard It Through the Grapevine」だった)。「For Once in My Life」はB面に「Angie Girl」を収録したシングルとしてタムラからリリースされ、後にワンダーのアルバム『For Once in My Life』のタイトル曲にもなった。

 この曲におけるワンダーのバージョンは、しばしばベーシストたちによって、ジェームズ・ジェマーソンの演奏スタイルの最高の例の一つとして挙げられる。楽曲全体を通じて同じフレーズが繰り返されることはなく、すべてが即興的に演奏されており、メロディックでありながらワンダーのボーカルを引き立てるものとなっている。バックグラウンド・ボーカルは、オリジナルズ(フレディ・ゴーマン、ウォルター・ゲインズ、ハンク・ディクソン、C.P.スペンサー)とアンダンテス(ジャッキー・ヒックス、マレーン・バロウ、ルヴァイン・デンプス)が務め、演奏はファンク・ブラザーズによって行われた。

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