【歌詞和訳】Stevie Wonder – Superstition

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歌詞&翻訳

Very superstitious
迷信にとり憑かれてる
Writing’s on the wall
もう結果は見えてるのに
Very superstitious
迷信にとり憑かれてる
Ladder’s ‘bout to fall
ハシゴが今にも倒れそう
Thirteen month old baby
13か月の赤ん坊が
Broke the looking glass
鏡を割ってしまった
Seven years of bad luck
そのせいで7年もの間、不運が続くことになる
The good things in your past
今までにあった良いことも、全部吹っ飛んでしまう

When you believe in things
理解もせずに
That you don’t understand
信じていると
Then you suffer
結局苦しむことになる
Superstition ain’t the way, yeah
迷信なんか信じてちゃダメだ

Ooh, very superstitious
ああ、迷信にとり憑かれてる
Wash your face and hands
顔を洗って目を覚ますんだ
Rid me of the problem
この厄介な呪縛を解かなきゃ
Do all that you can
そのためにできる限りのことをしなきゃ
Keep me in a daydream
白昼夢の中にいさせてくれ
Keep me going strong
強く生きられるように
You don’t want to save me
僕を救ってくれる気なんてないんだろ
Sad is my song
それが僕の悲しい歌さ

When you believe in things
理解もせずに
That you don’t understand
信じていると
Then you suffer
結局苦しむことになる
Superstition ain’t the way, yeah
迷信なんか信じてちゃダメだ

Very superstitious
迷信にとり憑かれてる
Nothing more to say
もう言うことはない
Very superstitious
迷信にとり憑かれてる
The devil’s on his way
悪魔が近づいてきてる
Thirteen month old baby
13か月の赤ん坊が
Broke the looking glass
鏡を割ってしまった
Seven years of bad luck
そのせいで7年もの間、不運が続くことになる
Good things in your past
今までにあった良いことも、全部吹っ飛んでしまう

When you believe in things
理解もせずに
That you don’t understand
信じていると
Then you suffer
結局苦しむことになる
Superstition ain’t the way
迷信なんか信じてちゃダメだ
No, no, no
絶対にね

曲情報

 「Superstition」(スーパースティション、邦題:迷信)は、アメリカのシンガーソングライター、Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の楽曲である。1972年10月24日にTamlaから15枚目のスタジオ・アルバム『Talking Book』のリードシングルとして発売された。

 歌詞は一般的な迷信とその悪影響について描いている。

 「Superstition」は1973年1月にアメリカのビルボードHot 100チャートで1位を獲得し、ソウル・シングル・チャートでも1位となった。この曲は1963年の「Fingertips, Pt. 2」以来となるワンダーの全米1位シングルである。1973年2月にはイギリスのシングルチャートで11位に達した。2004年11月、『Rolling Stone』誌はこの曲を「史上最高の500曲」の74位にランクインさせ、2010年版では73位、2021年版では12位に再ランク付けした。第16回グラミー賞では「Best Rhythm & Blues Song(最優秀R&B楽曲)」および「Best R&B Vocal Performance, Male(最優秀男性R&Bボーカル)」を受賞した。1998年にはグラミーの殿堂入りを果たしている。

作曲と録音

 1970年代初頭、ワンダーは自作曲の多くで複数の楽器を自ら演奏していたが、ギターについては他のギタリストに演奏を任せることが多かった。Jeff Beck(ジェフ・ベック)がワンダーのファンであると知ると、ワンダーは彼のために1曲書く代わりにレコーディングセッションへの参加を提案し、合意に至った。

 アルバムのセッション中、ベックが冒頭のドラムビートを思いつき、それを気に入ったワンダーは即興で上に演奏を重ねていった。ワンダーはその場でリフを含む曲の大部分を即興で作り上げた。二人はその日のうちにラフデモを作成した。

 レコーディングにおいて、ワンダーはHohner Clavinet model Cを用いてファンキーなクラビネットのリフとボーカルを担当した。共同プロデューサーのMalcolm Cecil(マルコム・セシル)とRobert Margouleff(ロバート・マーグリーフ)がMoogシンセサイザーによるベースプログラミングを手がけ、Steve Madaio(スティーヴ・マダイオ)がトランペット、Trevor Lawrence(トレヴァー・ローレンス)がテナーサックスを演奏した。

 曲が完成した後、ワンダーはベックに「Superstition」の録音を許可した。当初の計画では、ベックが新たに結成したパワートリオBeck, Bogert & Appiceによるバージョンを先にリリースする予定であった。しかし、彼らのデビューアルバムのリリースが遅れたこと、そしてMotownのCEOであるBerry Gordy(ベリー・ゴーディ)が「Superstition」が大ヒットし『Talking Book』の売上を伸ばすと予測したことにより、ワンダーは1972年10月24日にこの曲をアルバムのリードシングルとして先行リリースした。結果として、ベック版は1973年3月にBeck, Bogert & Appiceのアルバムに収録される形で発表された。

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