【歌詞和訳】The Doors – Alabama Song (Whisky Bar)

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歌詞&翻訳

Well, show me the way
さあ、教えてくれよ
To the next whisky bar
次のウイスキー・バーまでの道を
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
Show me the way
教えてくれよ
To the next whisky bar
次のウイスキー・バーまでの道を
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
For if we don’t find
俺たちがもし
The next whisky bar
次のウイスキー・バーを見つけられなかったら
I tell you we must die
言っておくけど、俺たちは死ぬしかない
I tell you we must die
言っておくけど、俺たちは死ぬしかない
I tell you, I tell you
言っておく、言っておく
I tell you we must die
言っておくけど、俺たちは死ぬしかない

Oh, moon of Alabama
ああ、アラバマの月よ
We now must say goodbye
今こそ別れを告げなきゃな
We’ve lost our good old mama
俺たちは懐かしい“ママ”を失ったんだ
And must have whisky, oh, you know why
だからウイスキーが必要なんだ、わかるだろ
Oh, moon of Alabama
ああ、アラバマの月よ
We now must say goodbye
今こそ別れを告げなきゃな
We’ve lost our good old mama
俺たちは懐かしい“ママ”を失ったんだ
And must have whisky, oh, you know why
だからウイスキーが必要なんだ、わかるだろ
Yeah
そうさ

Well, show me the way
さあ、教えてくれよ
To the next little girl
次の若い女の子までの道を
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
Show me the way
教えてくれよ
To the next little girl
次の若い女の子までの道を
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
Oh, don’t ask why
ああ、理由なんて聞かないでくれ
For if we don’t find
俺たちがもし
The next little girl
次の若い女の子を見つけられなかったら
I tell you we must die
言っておくけど、俺たちは死ぬしかない
I tell you we must die
言っておくけど、俺たちは死ぬしかない
I tell you, I tell you
言っておく、言っておく
I tell you we must die
言っておくけど、俺たちは死ぬしかない

Oh, moon of Alabama
ああ、アラバマの月よ
We now must say goodbye
今こそ別れを告げなきゃな
We’ve lost our good old mama
俺たちは懐かしい“ママ”を失ったんだ
And must have whisky, oh, you know why
だからウイスキーが必要なんだ、わかるだろ

曲情報

 「Alabama Song(Whisky Bar)」は、ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトが1925年に書いた詩に、作曲家クルト・ヴァイルが曲を付けた楽曲の英語版である。英訳はブレヒトの協力者であるエリザベート・ハウプトマンによるもので、1927年の舞台劇『リトル・マホゴニー』のために書かれた。この曲は1930年のオペラ『マホゴニー市の興亡』でも再利用され、後年にはドアーズやデヴィッド・ボウイによってカバーされたことで広く知られている。

ドアーズによるバージョン

 「Alabama Song(Whisky Bar)」は、1966年にロックバンドのドアーズによって録音され、1967年1月4日に発表されたデビューアルバム『The Doors』に収録された。ドアーズのドラマー、ジョン・デンスモアとギタリスト、ロビー・クリーガーによれば、この曲はキーボーディストのレイ・マンザレクによってバンドに紹介されたが、元の旋律に満足できなかったため、メンバーで大胆にアレンジし直したという。

 このバージョンはアヴァンギャルドとカーニバル音楽、そしてサイケデリックな要素を融合させたもので、ドアーズが活動初期に出演していたクラブ「ウィスキー・ア・ゴーゴー」での定番レパートリーでもあった。ヴァン・モリソンは、同クラブでこの曲を演奏するドアーズを見て驚いたと語っている。

 ヴォーカルのジム・モリソンは、原詩の「次の可愛い少年を教えて」にあたる部分を「次の少女を教えて」に変更して歌った。録音では、レイ・マンザレクがオルガンとキーボードベースに加え、マルクソフォンも演奏しており、このアイデアはプロデューサーのポール・A・ロスチャイルドによるものだった。マンザレクは後に「あのチリンチリンという音が完璧にハマった」と振り返っている。

歌詞の意味

mama の意味

We’ve lost our good old mama
俺たちは懐かしい“ママ”を失ったんだ

  • mama” は比喩的な表現。ここでは実の「母親」ではなく、しばしば「故郷」や「保護してくれる存在(母なるもの)」を象徴するものとして読まれる。
  • また、原曲(Kurt WeillとBertolt Brechtによるドイツ語オペレッタ)では、酒場や娼婦街を象徴する存在とも解釈される。
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