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曲情報
「ロール・ウィズ・イット」はイギリスのロックバンド、オアシスの2枚目のスタジオアルバム『モーニング・グローリー』((What’s the Story)Morning Glory?)に収録された曲で、このアルバムは1995年8月14日に2枚目のシングル(リードシングルは「Some Might Say」)としてクリエイション・レコードからリリースされた。
ライバルバンドBLURと同日リリースで破れた
ブラーとオアシスのチャート争いは「ブリットポップの戦い」と呼ばれた。1995年にブリットポップはイギリスのマスコミの注目の的となり、当初はお互いを賞賛し合っていたが、両バンドの敵意は高まっていった。そして、メディアに刺激され、8月20日に新曲を同日リリースすることになった。リリースされた週はイギリスでのシングル売上が10年で最高の週となり、ブラーの「カントリー・ハウス」は27万4千枚を売り上げ、オアシスの「ロール・ウィズ・イット」は21万6千枚を売り上げ、両曲はそれぞれチャート1位と2位を獲得した。
歌詞の意味
歌詞の内容は典型的なオアシス
この曲は「自分らしくいることの大切さ」を説いており、この視点はオアシスの楽曲によく見られるテーマである。ノエル・ギャラガーは当時『Select』誌でこう語っている。
「これは典型的なオアシスの曲さ。“文句ばっか言ってねぇで、くそっ、さっさとやれよ”ってやつだよ。ほとんどどの曲でも同じことを言ってるんだ。『Supersonic』だって“自分らしく生きろ”って歌ってるだろ。ちょっと退屈になってくるけど(笑)そういう歌詞が一番しっくりくるんだ」



