動画
歌詞&和訳
I’ve had these jeans since I was born
生まれた時からこのジーンズを履いている
And now they’re ripped and now they’re torn
そして今、引き裂かれて破け放題だ
And all my friends have skateboards
そして友達はみんなスケートボードを持っているんだ
I want the toys of other boys
他の男の子のおもちゃが欲しい
I want a knife and a gun and things
ナイフとか銃とかが欲しい
But mom and dad will not give in
でもお父さんとお母さんは「うん」とは言わないよ
And I can’t put the needle in
そして針を入れられない
Can’t put the needle in
針を入れられない
I can’t put the needle in
針を入れられない
No I can’t put the needle in
ダメだ、針を入れられない
Can’t put the needle in
針を入れられない
Can’t put the needle in
針を入れられない
And now I know just what it is
そして今、それが何なのかわかったよ
It’s called disease and it’s got my head
それは病気と呼ばれていて、僕の頭を悩ませている
It always runs where I hide
それはいつも僕が隠れているところで出てくるんだ
Too scared too talk, too scared to try
話すのが怖すぎるし、やってみるのも怖すぎる
Too scared to know the reasons why
理由を知るのだって怖すぎるんだ
And all my friends say bye bye
そして友達はみんなバイバイって言う…
And I can’t put the needle in
そして針を入れられない
Can’t put the needle in
針を入れられない
Can’t put the needle in
針を入れられない
No I can’t put the needle in
ダメだ、針を入れられない
Can’t put the needle in
針を入れられない
Can’t put the needle in
針を入れられない
曲情報
「フェイスレス、ザ・ワンダーボーイ」は1992年からライブで演奏されている曲で、1993年に「Anyone Can Play Guitar」のB面として初めてリリースされた。1994年のEP『Itch』にも収録された。
解釈
この曲のサビ部分“and i can’t put the needle in”「針を入れることができない…」というフレーズはバンドメンバーにより、「ドラッグをやるという意味ではない」と否定されている。「むしろ、それは復讐することなのだ」とトム・ヨークは言った。
このトムの言葉を信じて解釈するなら「針を入れられない」という表現は、ピアスの穴を空けること、もしくはタトゥーを入れることだと考えると辻褄が合う。この男の子はスケートボードという危険な玩具を与えてくれない両親に対して不満を抱いている。スケートボードは一例で、親の規則に縛られていることを表している。
親に対して不満を抱いている反抗期の少年が、その不満を爆発させて、自分を変えようと、また危険な遊びをする友達の輪に加わろうと、ピアスの穴を針で空けようとするが、意気地がなく、行動を起こせずにいるということだと解釈できる。
「Blow Out」における以下の歌詞とつながりがあるかもしれない。
(all wrapped up in cotton wool)
(すべては脱脂綿に包まれている)
(all wrapped up in sugar-coated pills)
(すべては砂糖でコーティングされた錠剤に包まれている)
あるいは親への復讐と考えると、「針を入れられない」という表現は自傷行為という可能性も考えられるが、ピアスの方がボロボロのジーンズにスケボーに銃、ナイフといったファッショナブルでアウトローな単語と雰囲気が合うため、個人的にはピアス説を推したい。