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曲情報
「stay a little longer」(ステイ・ア・リトル・ロンガー)はBLACKPINKのメンバー、ROSÉ(ロゼ)の1stフルアルバム『rosie』に収録された曲。
トリビア:アルバム発売日にロゼの妹分であるMEOVV(ミヤオ)のエラがこの曲をお気に入りに挙げた。
トリビア2:2025年1月19日、BTSのV(テテ)がインスタグラムのストーリーにてこの曲をおすすめ曲の一つとして挙げた。
歌詞の意味
この曲は別れの気配が迫るなかで、相手にもう少しだけいてほしいと必死にしがみつく心の揺らぎを描いてる。相手が荷物をまとめる音さえ胸に突き刺さって、少しでも支度が遅れれば自分の心も延命できるのに、と矛盾した願いが溢れてる。嫌いになれたら楽なのに、憎めるほどの理由さえ与えてくれないから余計に苦しくて、別れを受け入れるための逃げ道すらない状態が痛々しく響く。
四つの壁の中で一緒に築いた世界が壊れていくのを見ていられなくて、深みに落ちていく自分をどうにもできない。離れてしまうならいっそ相手を縛りつけたいと思うほど追い詰められていて、それが愛の重さではなく、崩れていく心の叫びとして描かれてるのが印象的。
キスで気持ちをつなぎとめようとしたり、相手にゆっくり話してほしいと願ったり、消えていく未来をなんとか書き換えようとする必死さが切なくて、言葉にならない弱さが胸に残る。自分がどれだけ脆くなっているかは相手にも見抜かれていて、それでも止められないのがこの恋の残酷さ。
全体を通して、崩れ落ちる寸前の心で「行かないで」と叫ぶしかできない恋の終わりが、生々しいほど繊細に描かれたバラードになってる。


