【歌詞和訳】Sting – It’s Probably Me

動画

ミュージックビデオ

エリック・クラプトンとコラボレーションしたバージョン

『Ten Summoner’s Tales』に収録された単独再録音バージョン

歌詞&翻訳

If the night turned cold
もし夜が冷たくなり
And the stars looked down
星々が見下ろしても
And you hug yourself
君はただ膝を抱えながら
On the cold cold ground
凍えた地面に座る
You wake the morning
朝起きて
In a stranger’s coat
見覚えがない誰かのコートに包まれていても
No one would you see
そこには誰の姿もない
You ask yourself
君は自問する
Who’s watched for me
「僕を見守ってくれるのは誰だ?
My only friend
たった一人の友は
Who could it be
誰なんだ」
It’s hard to say it
言いづらいけど
I hate to say it
言いたくはないけど
But it’s probably me
たぶんそれは僕なんだ

When your belly’s empty
もしお腹が空いて
And the hunger’s so real
その飢えが深刻になっても
And you’re too proud to beg
施しを求めるにはプライドが高すぎて
And too dumb to steal
盗むには鈍すぎる
You search the city
街を彷徨い
For your only friend
唯一の友を探しても
No one would you see
誰の姿もない
You ask yourself
君は自問する
Who’s watched for me
「僕を見守ってくれるのは誰なんだ?」
A solitary voice to speak out and set me free
孤独な声がただひとつ、僕を自由にしてくれるような声が
I had to say it
言わなきゃいけない
I hate to say it
言いたくはないけど
But it’s probably me
たぶんそれは僕なんだ

You’re not the easiest person
君は決して簡単に
I ever got to know
理解できる人じゃない
And it’s hard for us both
そして僕らはお互いに
To let our feelings show
素直に感情をさらけ出すのが苦手だ
Some would say
誰かは言うだろう
I should let you go your way, You’ll only make me cry
「ほっとけばいいんだよ」「どうせ泣くだけだ」って
If there’s one guy
でも、もしもたったひとり
Just one guy
たったひとり
Who’d lay down his life for you and die
君のためなら命を投げ出せる男がいるとしたら
I hate to say it
言いたくはないけど
I hate to say it
言いたくはないけど
But it’s probably me
たぶんそれは僕なんだ

When the world’s gone crazy
世界が狂って
And it makes no sense
何もかもが意味を失っても
There’s only one voice that comes to your defense
君を守る声がたったひとつだけある
And the jury’s out
裁きが下され
And your eyes search the room
その部屋を見渡す君の目に
And one friendly face is all you need to see
ただ一人でも味方の顔があればいい
If there’s one guy
でももしもたったひとり
Just one guy
たったひとり
Who’d lay down his life for you and die
君のためなら命を投げ出せる男がいるとしたら
I hate to say it
言いたくはないけど
I hate to say it
言いたくはないけど
But it’s probably me
たぶんそれは僕なんだ

I hate to say it
言いたくはないけど
I hate to say it
言いたくはないけど
But it’s probably me
たぶんそれは僕なんだ
I hate to say it
言いたくはないけど
I hate to say it
言いたくはないけど
But it’s probably me
たぶんそれは僕なんだ
I hate to say it
言いたくはないけど
I hate to say it
言いたくはないけど
But it’s probably me
たぶんそれは僕なんだ

曲情報

 「It’s Probably Me」(イッツ・プロバブリー・ミー)は、1992年にスティング(Sting)がエリック・クラプトン(Eric Clapton)、マイケル・ケイメン(Michael Kamen)、デヴィッド・サンボーン(David Sanborn)と共に発表した楽曲。アクション・コメディ映画『リーサル・ウェポン3』(1992年6月公開)のサウンドトラックからリリースされ、全米ビルボード・アルバム・ロック・トラック・チャートで20位、カナダのRPM 100 ヒット・トラック・チャートで12位を記録した。
 ヨーロッパではさらに成功を収め、イタリアで1位、フランスで4位、オランダで6位を記録した。

背景とリリース

 本曲には、5年前に公開された『リーサル・ウェポン』(1987年)のサウンドトラックで初めて使用されたライトモチーフ(主題的な旋律)が取り入れられている。『リーサル・ウェポン3』のサウンドトラックとしてリリースされた後、1994年にはスティングのベストアルバム『Fields of Gold: The Best of Sting 1984-1994』(国際版)に収録され、さらに2021年のアルバム『Duets』にも収録された。
 また、スティングは1993年にこの楽曲を単独で再録音し、アルバム『Ten Summoner’s Tales』に収録している。

歌詞の意味

 この曲は映画「リーサル・ウェポン3」の主題歌として作られ、劇中の主要キャラクター(リッグスとマータフ)の関係を反映しているという背景がある。特に、曲の歌詞の内容が「孤独な状況で誰が自分の味方になってくれるのか?」というテーマになっているため「男同士のバディ関係を想定して書かれた」と解釈できる。そのため、以下のフレーズは男を想定して訳した。

Who’s watched for me
「僕を見守ってくれるのは誰なんだ?」

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