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「HANDS UP」(ハンズアップ)はTHE BLACK LABEL(ザ・ブラック・レーベル)所属の韓国のガールズグループ、MEOVV(ミヤオ)の曲。この曲は1st EP『MY EYES OPEN VVIDE』(マイ・アイズ・オープン・ワイド)の先行シングルとして4月28日18時にリリースされる。また、アルバムは5月12日18時にリリースされる。
ソングライター:24、TEDDY、Vince
プロデューサー:24、Dominsuk
歌詞の意味
タイトル「HANDS UP」の意味
「Hands Up」は、英語では犯罪者・容疑者などに対して投降を促す意味で「手を挙げろ」と使われることもあるが、ポップカルチャーでは前向きな掛け声としても使われる。
「Put your hands up(プチョハンザップ!) / Throw your hands up in the air!」
→ 観客に対して両手を上げて「(音楽に合わせて)ノる、楽しむ」ことを促す掛け声として使われる。
追記(リリース後):
この曲での「Hands Up」は、単に「盛り上がれ」という意味ではなく、「自分の存在を示せ」「自分の意志をはっきり見せろ」というメッセージに繋がっている。
この部分での「Hands Up」は、ただの挙手ではなく「名乗り出ろ」「自分の存在を示せ」という意味で使われている。
そして「本当のヴィランは誰?」は反語的な問いかけとして「私たちこそが本物のヴィラン(物語における悪役、かたき役、悪党)だ」という意味になる。「周りは偽物だらけだけど、私たちこそが本物の覚悟(残酷な意志)を持った存在だ」ということ。これは音楽シーンにおける自己表明・自己主張として解釈できる。
サマーディ(samadhi)とは?
サマーディ(samadhi)とは、インドの哲学や宗教、特にヒンドゥー教や仏教において、肉体に縛られた状態にありながら到達できる最高度の精神集中の境地を指す。これは、最高の現実(究極の真理)と一体化する、深遠かつ完全に没入した瞑想状態であり、欲望、怒り、その他エゴに起因する思考や感情によって乱されることがない。サマーディは、満ち足りた静けさ、あるいは歓喜や至福の境地でありながら、完全な精神的覚醒と鋭敏さを保っている状態でもある。仏教においては、サマーディは悟りに至るための八正道の最後のステップにあたる。
purr(パー)とは?
猫がゴロゴロと喉を鳴らすこと。また、その音。
gata の意味
gataはスペイン語で「メス猫」のこと。「オス猫」はgato。
- el gato = the(male)cat
- la gata = the(female)cat
また、一部の地域(特にラテンアメリカやプエルトリコ)では、「gata」はスラングで「セクシーな女の子」「イケてる女の子」を指す。
이미 백번째 나를 dead it の意味
- 이미(すでに)
- 백번째(百回目)
- 나를 dead it(自分を“dead it”した)
“dead it” は英語スラング的な崩し表現で、動詞 “dead”(殺す)+”it”(それを)という構文から、”自分自身を終わらせる/否定する/切り捨てる”という能動的な行動を意味する。
- ここでの「自分を殺す」とは、物理的な死ではなく、感情・弱さ・過去の自分・限界を一度終わらせることを指している。
- 仏教的な「自己の否定と再生」、K-POPにおける「コンセプトごとの生まれ変わり」「自己研鑽」などが重なる。
- サマーディ(没入・精神修行)の文脈に続く自己鍛錬の反復。
→ つまりこの一行は、“私たちは何度でも自分を壊して再構築してきた”という、アーティストとしての覚悟と修行の宣言。
So 아리따운 killin’ 잔인한 willin’ の意味
このフレーズは直訳すると「とびきり美しい殺し、残酷な意志」となる。
- 아리따운(美しい):詩的な、やや古風な表現で「端麗な」「麗しい」といった語感
- killin’(kill のing形、省略形):倒す、制圧する、魅了する
- 잔인한(残酷な):冷酷で非情な
- willin’(willingの略):意志を持って、進んで
「kill」は音楽の文脈では”パフォーマンスで魅了する”、”圧倒する”、”盛り上げる”、”完璧に上手くやりこなす”、”ぶちかます”というニュアンスで使われる。
つまり、ここでは「両目ひん剥いて見てなよ、立ち向かう相手は、私と私の仲間たち」に続く形で、「私たちはステージで圧倒している」という意味になる。「残酷な意志」は、「killin’」や「サマーディ」、「もう百回は自分を殺してきた」といった他のフレーズとも呼応しており、ストイックな精神性やアーティストとしての覚悟を象徴していると考えられる。



