【和訳】Radiohead – 2 + 2 = 5 (The Lukewarm.)

動画

歌詞&和訳

We’re on, that’s a nice way to start, Jonny
さあ、始まるよ、いいスタートだね、ジョニー

Are you such a dreamer?
君は夢想家なのか?
To put the world to rights?

世界を正すことができるとでも?
I’ll stay home forever

僕は永遠に家にこもる
Where two & two always
makes a five
2足す2が常に5になるところに
I’ll lay down the tracks

僕は基礎づくりをして備えるよ
Sandbag & hide

土嚢と隠れ家
January has April’s showers

一月に四月の激しいにわか雨
And two & two always
makes a five
2足す2が常に5になるところに

IT’S THE DEVIL’S WAY NOW
今や悪魔の思うがまま
THERE IS NO WAY OUT

出口はない
YOU CAN SCREAM & YOU

泣いても
CAN SHOUT

叫んでもいいけど
IT IS TOO LATE NOW

もう遅い
BECAUSE

だって
YOU HAVE NOT BEEN
PAYING ATTENTION
君が気をつけていなかったから

I try to sing along
一緒に歌おうとするけど
I get it all wrong

僕はすべてを間違って理解してるんだ
Coz I’m not, coz I’m
だって僕じゃないから、だって僕
NOT

じゃない
I swat em like flies but

ハエみたいに叩くけど
Like flies the buggers

ハエみたいなら厄介なやつらだから
Keep coming back

しつこく戻って来るんだ
Not

違う
“But I’m not!”
「でも僕は違う!」
“All hail to the thief”

「泥棒万歳」
“But I’m not!”

「でも僕は違う!」
“Don’t question my authority or put me in the dock”
「僕の権威を疑ったり、弾劾したりしないでくれ」
Cozimnot!

だって僕じゃないから!
Go & tell the king that

王のもとへ行って伝えてくれ
The sky is falling in

空が落ちてくるって
When it’s not

そうじゃないときは
Maybe not.

そうじゃないかもしれない
(ahh diddums.)

(ああ、良い子、良い子)

CD付属の歌詞&和訳

Are you such a dreamer?
君は夢想家なのか?
To put the world to rights?

世界を正すことができるとでも?
I’ll stay home forever

僕は永遠に家にこもる
Where two & two always
makes a five
2足す2が常に5になるところに
I’ll lay down the tracks

僕は基礎づくりをして備えるよ
Sandbag & hide

土嚢と隠れ家
January has April’s showers

一月に四月の激しいにわか雨
And two & two always
makes a five
2足す2が常に5になるところに

IT’S THE DEVIL’S WAY NOW
今や悪魔の思うがまま
THERE IS NO WAY OUT

出口はない
YOU CAN SCREAM & YOU

泣いても
CAN SHOUT

叫んでもいいけど
IT IS TOO LATE NOW

もう遅い
BECAUSE

だって
YOU HAVE NOT BEEN
PAYING ATTENTION
君が気をつけていなかったから

I try to sing along
一緒に歌おうとするけど
I get it all wrong

僕はすべてを間違って理解してるんだ
Eezeepeezeeeezeepeeezee

とっても簡単
NOT

じゃないから
I swat em like flies but

ハエみたいに叩くけど
Like flies the buggers

ハエみたいなら厄介なやつらだから
Keep coming back

しつこく戻って来るんだ
Not

違う
Maybe not
たぶん違う
“All hail to the thief”

「泥棒万歳」
“But I’m not!”

「でも僕は違う!」
“Don’t question my authority or put me in the dock”
「僕の権威を疑ったり、弾劾したりしないでくれ」
Cozimnot!

だって僕じゃないから!
Go & tell the king that

王のもとへ行って伝えてくれ
The sky is falling in

空が落ちてくるって
When it’s not

そうじゃないときは
Maybe not.

そうじゃないかもしれない
(ahh diddums.)
(ああ、良い子、良い子)

和訳リスト

曲情報

 「2 + 2 = 5」はイギリスのロックバンド、レディオヘッドの曲。この曲はレディオヘッドの6枚目のアルバム『Hail to the Thief』に収録され、2003年6月9日にリリースされた。

 この曲はアルバムの3枚目にして最後のシングルとして2003年11月17日にリリースされた。

 タイトルは、ジョージ・オーウェルの1949年のディストピア小説『1984』のスローガンである「2プラス2は5に等しい」からの引用。副題の「The Lukewarm」はダンテの『インフェルノ』からの引用。

インタビュー情報

トム:「Lukewarm」はダンテからの言葉だ。僕の記憶が正しければ、それは最も嫌な地獄のようなものだ。ドアをくぐるとすぐにそこには「Lukewarm (ぬるま湯)」がある。そして、ぬるま湯に浸かっている人たちは、その辺にたむろしていて、特に何も信じていない。「ああ、どうでもいいんだ。私にできることは何もないんだから。いやいやいや」って感じだ。ダンテが提示したものは非常に興味深いことで、突然こういう登場人物が現れたら、これを読んだ人は「彼らは実際には何も悪いことをしていない、ただ何もしていないだけだ」って思うことになる。ダンテは彼らを裁き、彼らをその地獄に配置するけど、これは実際、 「2+2=5」を説明するのに非常に良い方法だと思う

XFM、2003年春

「2+2=5」には、「王のもとへ行って、空が落ちてくることを伝えてくれ」というセリフが含まれている。これは、ヨークと弟のアンドリューのお気に入りの就寝前の物語「チキン・リッケン」からのものだ。その中で、ドングリが鳥の頭に落ちると、鳥は空が落ちてくると思って、王様に知らせようとする。途中、この鳥を心配した家禽の群れが後からついてくる。やがて、キツネは鳥たちに王様の居場所を教えてあげると言う。キツネは鳥たちを巣穴に案内し、そこでキツネの家族と一緒に鳥たちの砂肝を引き裂く。おしまい。

「最後に羽が数枚だけ残って、それで終わりだ」とヨークは言う。 「グースシー・ルージーとドレイキー・レイキーは当然の報いを受けた。ハッピーエンドにするつもりがないっていうのが大好きなんだ」

ヨークは一人で笑うが、それは聴き続ける価値のあるサウンドだ。十分にオタクっぽくて、押し殺したような歓喜に満ちている。

「そして最悪なのは、空が落ちてきていることを王に伝えられないことだ」と回復した彼は言う。 「それは僕らの生活の中で毎日起こっていることかもしれない。ニュースを知った人たちは頭を叩かれているようなものだ」

Qマガジン、2003年7月

アルバムのタイトル「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ」について尋ねられたとき、

トム:もちろん、このフレーズは「2+2=5」の一部だけど、あの曲を書いたとき、僕は別の、もっと前の大統領のことを念頭に置いていたんだ。彼も「泥棒」と呼ばれていたのをラジオ番組で聞いたばかりだったけど、正直言って、ブッシュ大統領の選挙でもそんなことがあったなんて知らなかった。

ミュージックエクスプレス、2003年7月

解釈

Eezeepeezeeeezeepeeezeeって何?

Eezeepeezeeeezeepeeezee
とっても簡単

 「Coz I’m not, coz I’m not」に聞こえる部分は、CDの歌詞カードでは「Eezeepeezeeeezeepeeezee」と表記されている。そして「Eezeepeezeeeezeepeeezee」は「easy peasy」のことだという説が海外のファンの間で有力視されている。