【和訳】Radiohead – Sit down. Stand up. (Snakes & Ladders.)

動画

歌詞&和訳

Sit down.
座れ
Stand up
.
立て
Walk into
The jaws of hell.
地獄の顎の中へと歩け
Anytime. Anytime.

いつだって、いつだって
We can wipe you out

我々はおまえたちを消し去ることができる

Anytime. Anytime.
いつだって、いつだって
THE RAINDROPS

雨粒

和訳リスト

曲情報

 「シット・ダウン。スタンド・アップ」はイギリスのロックバンド、レディオヘッドの曲。この曲はレディオヘッドの6枚目のアルバム『Hail to the Thief』に収録され、2003年6月9日にリリースされた。

 副題の「Snakes & Ladders」は、ヘビと梯子の絵が描かれた子供向けのボードゲームのこと。サイコロを振って、ヘビのマスで止まると後戻りし、梯子のマスで止まると近道でき、早くゴールに着いた人が勝ちというゲーム。

インタビュー情報

トム:あれは実際のところ、5年前に書いたんだ。ポスト『Ok Computer』は、TVで見たルワンダの楽しみを題材にしている。

ジョニー:セリフや歌詞の多くは、みんなが思っているよりずっと古いものだと思う。例えば「I Will」は5年前の曲だ。歌詞の中には「家にいて大切な人たちの面倒を見るつもり / 1か月分の食料を買う」というような、混乱と逃避が聴こえるんだ。

トム(笑いながら):「新しい父親に注目だ!」

ジョニー:だから、このアルバムに一貫したものがあると思うのは間違いだと思う。僕にとっては、全体がちょっと肩をすくめた感じで終わるんだ。

NME、2003年5月10日

Q:副題の「Snakes & Ladders」について教えてください。

トム:ああ、そうなんだ。わからない…それはずっと考えていたレコードのタイトルの一つだったんだけど、実現しなかったんだ。でも、これを歌うときはいつも「いつだって君たちを消し去ることができる」という歌詞が頭にあるんだ。そして奴らは今、携帯電話の信号の強さに合わせて発射できるミサイルを開発した。奴らはそれをイラク戦争前に行った。奴らはそれをやったんだ。これは物凄いことだよ。そして、それは僕がいつも考えていることは…発言には注意しろ、携帯電話で話すときは注意しろ、ってことだ。僕はパラノイドでも何でもないけど…。

XFM、2003年春

解釈

地獄の顎って何?

 地獄の顎とは、地獄の入口のこと。口を大きく開けた巨大な怪物の頭部が地獄の入口になっている。ヘルマウス(地獄の口)とも呼ばれるこのイメージはアングロサクソン・アートの最初期(5世紀)に現れ、その後ヨーロッパで広まった。地獄の顎はキリスト教徒に天罰の危険性を思い出させることを目的としている。