【和訳】Radiohead – A Punchup at a Wedding. (No no no no no no no no.)

動画

歌詞&和訳

I don’t know why you bother
なんでそんなことをわざわざやるんだ
Nothing’s ever good enough for you
お前は何をやったってどうせ満足しないだろ
I was there
俺もそこにいたけど
And it wasn’t like that
そんなつもりじゃなかった
You came here
Just to start a fight
お前はただ喧嘩を始めるためだけにここにやって来たんだ

You had to piss on our parade
お前はわざわざ俺たちのパレードに水を差さなきゃいけなかった
You had to shred our big day
大事な日をめちゃくちゃにしなきゃいけなかった
You had to ruin it for all concerned
関係者全員のためにそれを台無しにしなきゃいけなかったんだ
In a drunken punchup at a wedding
結婚式の酔っ払いの殴り合いで

Hypocrite opportunist
偽善者の日和見主義者
Don’t infect me with your poison
その毒で俺を汚さないでくれ
A bully in a china shop
場をわきまえない無神経な奴

When I turn round
振り返ると
You stay
君たちはそのまま
Frozen to the spot
その場で凍りついている

The pointless snide remarks
Of hammerheaded sharks
好戦的な奴らの的外れで嫌味な意見
The pot will call the kettle black
目くそ鼻くそを笑うだよ

It’s a drunken punchup at a wedding
こんなの結婚式での酔っ払いの殴り合いだ

和訳リスト

曲情報

 「ア・パンチアップ・アット・ア・ウェディング」はイギリスのロックバンド、レディオヘッドの曲。この曲はレディオヘッドの6枚目のアルバム『Hail to the Thief』に収録され、2003年6月9日にリリースされた。

インタビュー情報

トム「Radioheadに対するレビューはもう読まない」

トム:それは僕がただ起こるがままにさせた曲だよ。その曲の歌詞は、6ヶ月間毎日、ほとんど宗教的にラジオ4を聴いている間に生まれたんだ。起こっていることを聴いて、頭の中に「これはまるで結婚式での乱闘だ、誰も何が起こっているか分からない、ただの暴動だ。そして、中心で誰かがこれに影響を受けていて、これが彼らの人生で最大の日のはずなのに、それが台無しにされている」という考えがあったんだ。それに、基本的に僕はもう僕たちについて誰かが書いたものは何も読まないんだ。もう読めないんだ。その主な理由は、たまたま偶然にもオックスフォードでのギグ[2001年7月7日]のレビューを見たことだった。それは、まあ、僕の人生で最大の日の一つだったんだ。明らかに僕たち全員にとってね。そしてこの… この人はそれを完全にバラバラにしたんだ。彼らは僕たちをどうやってバラバラにすればいいか本当に思いつかなかったから、単に観客をバラバラにしたんだ。そして基本的には「これらの人々は一体誰だ?ただの学生の群れか?」や「白人中流階級だ」とだけ言われたんだ。それが全然事実に合っていないけれど、そんなことで議論しても仕方がない。でもこの人は、その日を永遠に台無しにしてしまった。本当はそうあるべきじゃなかったし、僕はそれを無視するくらいの大物でいるべきだった。そこには学ぶべき教訓があったんだ。でも、なぜ誰かがキーボードとタイプライターにアクセスすることができるからといって、多くの人々にとって非常に重要なイベントを完全に無にできるのか理解できなかったんだ。答えることもなく、それで終わり、物語の終わりだった。もちろん、それはキャリアを通じてずっと起こることだ… そしてそれがこの曲のもう一つの動機だったんだ。僕にとっては、多くの人々が全く違うものを見ているのに、お前がそれをすべて書き消すやつだということだった。そしてそれは… もう慣れるべきなのかもしれないけど。

エド:曲と曲のつながりを考えると、これは「カーマ・ポリス」のいとこみたいなものだ。

ジョニー:うん、わかるよ。それはピアノのリズムにあるんだ。それは僕たちがやっている種類のゆっくりとしたグラインドのようなファンクなことだろう。曲の中のハーモニーもかなり不穏だ。また、トムが最初と最後にやっているすべての悲鳴は… 実際に聞かないとね。

Official Hail To The Thief Interview CD, April 2003

歌詞の意味

この歌詞のhad toは皮肉

You had to piss on our parade
お前はわざわざ俺たちのパレードに水を差さなきゃいけなかった
You had to shred our big day
大事な日をめちゃくちゃにしなきゃいけなかった
You had to ruin it for all concerned
関係者全員のためにそれを台無しにしなきゃいけなかったんだ

 この部分のhad toは皮肉。「~しなければならなかった」という意味のhad toを、実際には相手が故意に、あるいは避けられるはずの行動をとったことを非難している。日本語では「わざわざ〜しなくてもいいのに」「どうしても〜しなければならなかったの?」という表現の仕方になる。

A bully in a china shopの意味は?

A bully in a china shop
場をわきまえない無神経な奴

 英語のイディオム「a bull in a china shop」に基づいた表現。これは「陶磁器を扱う店での雄牛」という意味で、繊細で壊れやすい物の中で大雑把な行動をする人を表す際に使われる。