【和訳】Sting – Perfect Love… Gone Wrong (from “…All This Time”)

動画

歌詞&和訳

I’ve got a question that’s been preying on my mind for some time
ずっと心に引っかかっていた疑問があるんだ
(I may be numberless, I may be innocent)
(僕は数え切れないかもしれないし、無罪かもしれない)
I won’t be wagging my tail for one good reason

僕が尻尾を振らないことには正当な理由があるよ
(I may know many things, I may be ignorant)
(僕は多くのことを知っているかもしれないし、無知かもしれない)
It has to be a crime

そんなことは犯罪的な行為だよ
This dog house never was the place for me

こんな犬小屋は僕の居場所じゃなかった
Runner up and second best just ain’t my pedigree

準優勝や2位は僕の血統じゃないんだ
We were so happy, just the two of us

僕らはすごく幸せだった、僕ら2人だけの時は
‘Til this alpha male

この強力な男が
Turned up in the January sale

1月のセールに現れるまでは
He won’t love you

彼は君を愛していない
Like I love you

僕が愛するようには
It won’t be long now before that puppy goes astray

あの子犬が迷子になるまで、そう長くはかからないだろう
And what I like about this guy the most

そしてこの男の一番好きなところと言えば
He’d be my favourite lamp post

僕のお気に入りの街灯柱になるところだ
Devil take the hindmost

逃げ遅れた奴が悪魔に喰われてしまえばいい

Piano is Mr. Jason Rebello
ピアノはジェイソン・リベロ氏
Double bass is Mr. Christian McBride
コントラバスはクリスチャン・マクブライド氏
Cello is Mr. Jaques Morelenbaum
チェロはジャキス・モレレンバウム氏
Trombone is Mr. Clark Gayton
トロンボーンはクラーク・ゲイトン氏

To have found this perfect life
この完璧な人生を見つけられて
(And a perfect love so strong)

(これほどまでに強力で完璧な愛を見つけられたのに)
Well there can’t be nothing worse

これ以上悪いことなんてないよ
(Than a perfect love gone wrong)

(完璧な愛が上手くいかなくなることほど)

To have found this perfect life
この完璧な人生を見つけられて
(And a perfect love so strong)

(これほどまでに強力で完璧な愛を見つけられたのに)
Well there can’t be nothing worse

これ以上悪いことなんてないよ
(Than a perfect love gone wrong)

(完璧な愛が上手くいかなくなることほど)

To have founds
見つけられたのに

On and on the mysteries unwind themselves
そして謎はこれからも解き明かされ続けていく
Eternities still unsaid

まだ語られぬ永遠
‘Til you love me

君が僕を愛してくれるまで
‘Til you love me
君が僕を愛してくれるまで
‘Til you love me
君が僕を愛してくれるまで

和訳リンク

※今後全曲訳す予定です。

曲情報

 「パーフェクト・ラヴ…ゴーン・ロング」はイギリスのミュージシャン、スティングの楽曲。

 この曲は、1999年9月27日にリリースされたスティングの6枚目のスタジオアルバム『Brand New Day』に収録された。

解釈

 スティングは、カール・ユングの作品を探求したり、コミットメントについて考察したり、シェイクスピアの言葉を引用したりする曲を書いてきた。この曲は、飼い主に恋をした犬が、飼い主が新しいボーイフレンドを家に連れてきたときに嫉妬する話で、犬は、なぜこの新しいボーイフレンドが自分たちの生活に入り込んできたのか理解できず、飼い主に、自分たちは彼がいなくてもよかったのだ、自分たちの完璧な愛は間違ってしまったのだと説得しようとする内容になっている。

He’d be my favourite lamp post
彼は僕のお気に入りの街灯柱になるよ

 犬がおしっこをかける場所。

Devil take the hindmost
逃げ遅れた奴が悪魔に喰われてしまえばいい

 直訳すると「悪魔は最後尾を奪う」で、ある状況にある人は皆、自分に起こることだけを気にしていて、他の人のことは気にしていないという人間の利己的な精神を表した諺である。

 人は他人のことを考えずに自分にとって最善なことだけを行うため、自分が納得できない状況について説明したりコメントしたりするときにこのフレーズを使うことができる。