【曲解説】Sting – Every Breath You Take (from “…All This Time”)

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曲情報

「Every Breath You Take」(邦題:見つめていたい、読み:エヴリ・ブレス・ユー・テイク)はイギリスのロックバンド、ポリスの曲。ビルボードホット100シングルチャートで8週間1位を獲得(このチャートでバンド唯一の1位ヒット)

「エヴリ・ブレス・ユー・テイク」はポリスとスティングの代表曲であり、2010年にはスティングの音楽出版収入の4分の1から3分の1を生み出したと推定されている。

ミュージックビデオで怒っているように見える理由について尋ねられたスティングは、BBCラジオ2に次のように語った。「この曲はとても邪悪で醜悪だと思う。人々はこの曲を優しいラブソングだと誤解しているが、実際は全く逆だ。」

歌詞の意味

この曲は恋人を失った語り手が、執着に近い感情を抱えたまま相手を追い続ける心理を描いている。相手の行動や言葉のすべてを見守ろうとする語り手の姿勢は一方的な愛情と依存が入り混じった状態として示され、離別後の空虚感が強調される。相手がいなくなった世界で喪失感が深まり、置き換えのきかない存在として記憶に固定されていく過程が語られる。反復される監視の宣言は、愛情とは別の方向へ傾いた執着の象徴となり、語り手の心の冷たさや孤独を浮かび上がらせる。全体としてこの曲は、失恋と依存が絡み合う不安定な心理を静かに描いた内容になっている。

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