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曲情報
「ザ・ハウンズ・オブ・ウインター」は1996年2月26日にイギリスのミュージシャン、スティングによってリリースされた5枚目のアルバム『マーキュリー・フォーリング』に収録された曲。
2009年にスティングの9枚目のスタジオアルバムである『If on a Winter’s Night…』にもこの曲が収録された。

歌詞の意味
この曲は愛する人を失ったあとに訪れる深い孤独と、その喪失を冬の荒涼とした風景に重ね合わせた心の旅を描いている。彼女の不在は季節そのものを凍らせるほどの冷たさとなって主人公を包み込み、どれだけ日常の行動を繰り返しても温もりは戻らず、冬の猟犬のような寂寥が絶えず追いかけてくる。記憶の中の彼女はまだ鮮やかに美しく存在しているが、その記憶がむしろ現在の寒さを際立たせ、どれだけ窓を閉ざしても心の内側まで冷え込みが迫ってくる。彼女が光や温もりで満たしていた日々が消えた今、主人公はその影を追わずにはいられず、冬の闇に引きずられながらも失われた愛へと手を伸ばし続ける姿が物語の核になっている。
インタビュー情報
mercuryについては非常に多くの言及がある。つまり、mercuryは金属であり、液体であり、元素であり、神であり、惑星だ。「mercurial」とは概念であり、非常に価値のある表現だと思う。
ボルチモア・サン紙、96年3月
mercurial … ①[文語]突然且つ頻繁に変化する②[文語]知的で、熱心で、素早い③[医療・専門用語]水銀を含む、または水銀によって引き起こされるもの
新しいアルバムのタイトルは『Mercury Falling』。これは私が最初に書いた詞で、『The Hounds Of Winter』という最初の曲の最初の行だった。でも、この詞には全体に多くの影響を与える意味があり、いろんなことを意味している。その言葉には占星術的な文脈があり、天文学的な文脈があり、気象学的な文脈があり、象徴的な文脈があり、mercurialであるという概念全体であると、それが私がいつも答えてきたイメージなんだ。つまり、このレコードにはたくさんのスタイルがあって、ジャンルからジャンルへと移りながら、また戻ってくる。これは非常にmercurialなレコードだから、このレコードを『Mercury Falling』と呼ぶのが正しいように思えた。そしてレコードの終わりには、「Mercury Falling」というこの概念に戻る。再び立ち上がるためにね。
「マーキュリー・フォーリング」プロモーション・インタビュー・ディスク、’96



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