【和訳】The Smiths – Heaven Knows I’m Miserable Now

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歌詞&和訳

I was happy in the haze of a drunken hour
酔っ払って靄の中にいる間は幸せだった
But heaven knows I’m miserable now

でも今僕がどれほど惨めなことか
I was looking for a job and then I found a job

僕は仕事を探して、仕事を見つけた
And heaven knows I’m miserable now

そして今僕がどれほど不幸なことか

In my life, why do I give valuable time
僕の人生において、どうして貴重な時間を捧げなきゃいけないんだ
To people who don’t care if I live or die?

僕が生きてようが死んでようが気にもとめない人間のために

Two lovers entwined pass me by
恋人たちが2人いちゃつきながら僕のそばを通り過ぎる
And heaven knows I’m miserable now

そして今僕がどれほど惨めなことか
I was looking for a job and then I found a job

僕は仕事を探して、仕事を見つけた
And heaven knows I’m miserable now

そして今僕がどれほど不幸なことか

In my life, oh, why do I give valuable time
僕の人生において、どうして貴重な時間を捧げなきゃいけないんだ
To people who don’t care if I live or die?

僕が生きてようが死んでようが気にもとめない人間のために

What she asked of me at the end of the day
一日の終わりに彼女が僕にお願いしたことは
Caligula would have blushed

カリギュラも頬を赤らめるようなことだった
“Oh, you’ve been in the house too long”, she said

「ああ、あなたは家にいる時間が長すぎたのよ」と彼女は言った
And I naturally fled

そして僕は自然と逃げ出した

In my life, why do I smile
僕の人生において、どうして微笑まなきゃいけないんだ
At people who I’d much rather kick in the eye?

むしろ目を蹴りたいような人間に対して

I was happy in the haze of a drunken hour
酔っ払って靄の中にいる間は幸せだった
But heaven knows I’m miserable now

でも今僕がどれほど惨めなことか
“Oh, you’ve been in the house too long”, she said

「ああ、あなたは家にいる時間が長すぎたのよ」と彼女は言った
And I naturally fled

そして僕は自然と逃げ出した

In my life, oh, why do I give valuable time
僕の人生において、どうして貴重な時間を捧げなきゃいけないんだ
To people who don’t care if I live or die?

僕が生きてようが死んでようが気にもとめない人間のために

和訳リンク

曲情報

 「ヘヴン・ノウズ・アイム・ミゼラブル・ナウ」は1984年にザ・スミスのシングル曲としてリリースされ、UKチャートで同バンド初のTOP10入を果たした。また同年に発売されたコンピレーションアルバムの『Hatful of Hollow』に収録された。

 この曲は元ひきこもりだったボーカルのモリッシーの実体験が強く反映されている歌詞になっている。

解釈

曲の概要

酔っていたときは幸せだった

酔いから覚めて惨め

仕事を見つけたけど、自分のことを気にもとめない人のためになぜ働かなきゃいけないんだ

不幸だ

仲の良いカップルが通り過ぎるのを見て惨めな気持ちになる

不幸から抜け出すためには自分のことを気にかけてくれる人が必要なんだという気づきを得る

恋人を見つける

変態プレイを要求される

逃げ出す

飲む

酔う

覚める

惨めだ

カリギュラって誰?

 カリギュラとは共和制ローマ末期の英雄、ガイウス・ユリウス・カエサルのこと。カエサルは3人の実の妹と近親相姦していたばかりか、他の男たち相手に売春までさせていたとか。そのカエサルでさえ頬を赤らめるような性的羞恥を伴うプレイを要求されて、「あなたはひきこもってた時間が長すぎるから変に感じるのよ」と言われ、自然と逃げ出した若き日のモリッシー、という話。

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