動画
歌詞&和訳
Destiny
運命
Destiny, protect me from the world
運命よ、世界から俺を守ってくれ
Destiny
運命
Hold my hand, protect me from the world
この手を引いて、世界から守ってくれ
Here we are
さあ着いた
With our running and confusion
奮闘と混乱の結果
And I don’t see no confusion anywhere
そしてどこにも混乱は見えない
And if the worm does turn
一寸の虫にも五分の魂があるなら
And if London burns
ロンドンが燃えるなら
I’ll be standing on the beach with my guitar
俺はギターを抱えてビーチに立っているだろう
I want to be in a band when I get to heaven
天国に行ってもバンドをやりたい
Anyone can play guitar and they won’t be a nothing anymore
誰だってギターを弾くことができるし、そのときはもう何もない人間じゃなくなるんだ
Grow my hair
髪よ伸びろ
Grow my hair, I am Jim Morrison
髪よ伸びろ、俺はジム・モリソンだ
Grow my hair
髪よ伸びろ
I wanna be, wanna be, wanna be Jim Morrison
なりたい、なりたい、なりたいジム・モリソンに
Here we are
俺たちはここにいる
With our running and confusion
俺たちの活動と混乱の結果
And I don’t see no confusion
そして俺には混乱は見えない
Anywhere
どこにも
And if the worm does turn
一寸の虫にも五分の魂があるなら
And if London burns
ロンドンが燃えるなら
I’ll be standing on the beach
With my guitar
俺はギターを抱えてビーチに立っているだろう
I want to be in a band
When I get to heaven
天国に行ってもバンドをやりたい
Anyone can play guitar and they won’t
誰だってギターを弾くことができる
Be a nothing anymore
そのときはもう何もない人間じゃなくなるんだ
和訳リンク
曲情報
「エニワン・キャンプレイ・ギター」は1993年にレディオヘッド2枚目のシングルとしてリリースされ、その後『Pablo Honey』にも収録された曲。
2枚目のシングルということもあって、まだロックを神聖視するロック小僧感のある歌詞になっている。歌詞だけでは読み取れないが、レディオヘッドにとって最悪のシングルである3枚目のシングル『Pop Is Dead』の精神がこの曲にも含まれている。
今回は解釈が長いので先に結論から言うと、この曲の歌詞にジム・モリソンの名前が出てくるが、トム・ヨークはジム・モリソンを尊敬しているどころか軽蔑している。
インタビュー情報
トム・ヨークがインタビューの中で語った”Anyone Can Play Guitar”とは?
トム・ヨーク:この曲は、髪を長く伸ばしてタイトな革パンツを履くことをロックスターだと思っている人たちへの攻撃だ。だけど、おいおいそうじゃないだろ。それは自分自身を売り込むすごく簡単な方法ってだけだ。
インタビューアー:それではロックスターの条件とは?
トム・ヨーク:歌、アイデア、思想…手にするなんて思ってもみなかったような全て。また、聴衆と自分自身を結びつけることは本当に重要だ。ボウイのように、彼はそこに立ってこれらすべてのポーズをとっていた。そしてすべてが本当に…礼儀正しく賢くなされ…でもわかるだろ?彼はただ賢かっただけだ。もしあなたがあなた自身のカリカチュアになったら、そのときは諦める時だ。
カリカチュアとは、人物の性格や特徴を際立たせるために誇張や歪曲を施した人物画のこと。 滑稽や風刺の効果を狙って描かれるため、現在ではしばしば戯画、漫画、風刺画などと訳されまた同一視されるが、もともとは16世紀イタリアに出現したと考えられる技法・画風を指して使われた言葉である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/カリカチュア
インタビューアー:だからこそニューシングルとビデオの中でジム・モリソンはつらい時期を与えられてるんだね?
※このMVの中でジム・モリソンは、カカシの顔の部分にジム・モリソンの顔が印刷された紙を貼られた姿で登場する。
ここにvimeoに上げられていたミュージックビデオの埋め込み動画を貼っていましたが削除されました。
トサカのある鶏はロックスターか、ロックスターに憧れるロック小僧たちの風刺か。
トム・ヨーク:まあ、ジム・モリソンは頭の悪いヤリマン女だった。彼は見た目がすごく良かったし、たくさんの薬を服用して、女の子は彼を愛してたけど、彼の詩はただのクソだった。彼らが詩の本を持ち出した日、それはすべて終わった。それはアートじゃない。それはポップミュージックだ。
インタビューアー:そしてポップは死んでるんだよね?もしそれが嫌いならどうしてこんなことをするんだい?矛盾してるし、めちゃくちゃじゃないか?きみ
トム・ヨーク:ああ、これは良い職業なんだ。曲のコーラスで言っているように、天国に行ったらバンドを組みたいと思っている。人生でできる最高のことさ。
トム・ヨーク:まるで、子供たちがサーカスに参加して現実世界から逃れ、ワクワクしながら旅行をして、これらすべてのものを手に入れたいと思ったときのようなものだよ。 バンドにいるということは、その絶望的な試み、つまり、最終的に諦めて仕事を始める前の最後の瞬間だ。諦めきれないものを手放す前に別の人生を掴むための最後の試み。「バンドでいるということは、成長したくないということだ。俺たちはみんな小さな子供だ。ジュリアン・コープはただの狂った子供だよね?
ライブ動画
このライブでトム・ヨークは”maybe I could become Jim Morrison”(「ジム・モリソンになれるかもしれない」)と言った後 “fat, Ugly, Dead”(「肥満、醜い、死んでいる」)と叫んだ。