動画
MVはブレット・ターンブルが監督し、ゾディアックと呼ばれるオックスフォードのクラブで撮影された。
歌詞&和訳
When you were here before
かつてお前がここにいたとき
Couldn’t look you in the eye
まともに目を見ることすらできなかった
You’re just like an angel
お前はまるで天使のようだ
Your skin makes me cry
その肌には涙が出る
You float like a feather
In a beautiful world
お前は美しい世界に羽毛のように浮かぶ
I wish I was special
俺が特別だったら良かったのに
You’re so fuckin’ special
お前はクソ特別だ
But I’m a creep
でも俺は気味が悪い
I’m a weirdo
危ないやつだ
What the hell am I doing here?
一体何してるんだ?
I don’t belong here
ここは俺の居場所じゃないのに
I don’t care if it hurts
傷ついたって構わない
I wanna have control
全てをコントロールしたい
I want a perfect body
完璧な肉体が欲しい
I want a perfect soul
完璧な魂が欲しい
I want you to notice
気づいてくれ
When I’m not around
俺がそばにいなくても
You’re so fuckin’ special
お前はクソ特別だ
I wish I was special
俺も特別だったら良かったのに
But I’m a creep
でも俺は気味が悪い
I’m a weirdo
危ないやつだ
What the hell am I doing here?
一体何してるんだ?
I don’t belong here
ここは俺の居場所じゃないのに
She’s running out again
彼女はまた走り去っていく
She’s running out
彼女は走り去っていく
She run, run, run, run
彼女は走って、走って、走って、走って
Run
走って
Whatever makes you happy
何がお前を幸せにしようと
Whatever you want
何をお前が望もうと
You’re so fuckin’ special
お前はクソ特別だ
I wish I was special
俺も特別だったらよかったのに
But I’m a creep
でも俺は気味が悪い
I’m a weirdo
危ないやつだ
What the hell am I doing here?
一体何してるんだ?
I don’t belong here
ここは俺の居場所じゃないのに
I don’t belong here
ここは俺の居場所じゃないのに
和訳リンク
曲情報
「クリープ」は1992年にレディオヘッドのシングルとしてリリースされ、1993年にデビュースタジオ・アルバム『Pablo Honey』に収録された曲。
解釈
RadioheadのCreepはバンドを結成する前に書いた曲だった
トム・ヨークは、1987年にイギリスのエクセター大学の学生だったときにこれを書き、最初にそれをアコースティックで録音した。まだバンドを結成する前だった。
デモ版をコリン・グリーンウッドに渡して聴かせ、コリンはそれを聴いてバンドの結成を手伝った。バンドは大学を卒業し、1991年にレコード契約を結んだ。
パクリ曲だった
トム・ヨークはThe Holliesの1972年の曲「The Air That I Breath」という曲を元にこの曲を作った。「Creep」をリリースした後にRadioheadは作曲のロイヤリティを共有することに同意したため、クレジットにはヨークの他に「The Air That I Breath」の作曲者であるハモンド、ヘイズルウッドの名前が記載されている。
fuckingがveryになったことで曲から怒りが失われた
歌詞の”fucking”の部分はラジオ用に”very”に歌詞が直され再度録音された。このことをトムは後悔していると後に語った。トムによると、「結果として歌は怒りを失った」とのこと。
というわけで、強調を表すfuckingを、怒りを表すためにクソと訳した。
サビ前のギターノイズはジョニーが曲を妨害しようとした結果だった
コーラスに先立つ3回のギターノイズの爆発は、ジョニー・グリーンウッドがあまりにも「弱虫」と見なした曲を妨害しようとした結果。
プリンスがカバー。シャルロット・チャーチが絶賛。
2008年にプリンスがライブでこの曲をカバーした。
シャルロット・チャーチ(Charlotte Church)はこの曲を自分が書きたかったと前置きした上で、「これは全ての音楽の境界線を超えるものよ」と語った。
Creepに出てくる「彼女」には実際のモデルがいた
またこの曲に登場するshe(彼女)は実際のモデルがいたようで、そのことを公言したことをトムは後悔していると言う。
“I got into a lot of trouble over that. I shouldn’t have admitted to her being a real person.”「そのことで多くのトラブルに巻き込まれたよ。彼女が実在の人物であることを認めるべきじゃなかった」
“I’m sure she didn’t give a shit, really. She never gave a shit. She wasn’t even that nice, anyway…”「確信してるけど彼女は興味を示さなかったよ、本当に。彼女は決してちっとも気にかけなかった。どちらにしろ、彼女はそんなに素敵でさえなかった」(トム・ヨーク談)