動画
歌詞&和訳
Time wears away
時間はすり減っていく
All the pleasures of the day
その日のすべての楽しみ
All the treasures you could hold
君が持っていられるすべての宝物
Days turn to sand
日々が砂と化して
Losing strength in every hand
すべての手が力を失い
They can’t hold you anymore
もう君を抱きしめることができない
Already dead to me now
今の僕にとってはもう死んでいる
Already dead to me now
今の僕にとってはもう死んでいる
Cause it feels like I’m watching something die
だって何かが死んでいくのを見ているような気がするから
Love looks away
愛はよそ見をする
In the harsh light of the day
日中の強い日差しの中で
On the edge of nothing more
それ以上先がない崖っぷちで
Days fade to black
日々が黒く染まっていく
In the light of what they lack
足りないものの光の中で
Nothing’s measured by what it needs
「何を必要としているか」ってことじゃ何も測れない
和訳リンク
曲情報
「オールレディ・デッド」は、アメリカのミュージシャン、ベックによる8枚目のスタジオアルバム『Sea Change』に収録された曲。2002年9月24日にゲフィンレコードからリリースされた。
解釈
「愛はよそ見をする」は元・婚約者リー・リモンの不倫のことを言っているのだろう。
最後の一行は最初何を言っているのかよくわからなかったが考えているうちに理解できた。リー・リモンが本当に必要なものはベックとの結婚であり、愛であり、その後の生活の安定だった。でも「愛はよそ見をする」。不倫の一時的な快楽は人生にとって必ずしも必要なものじゃないのに、スリルという「足りないもの」を求めて「それ以上先がない崖っぷちで」リスクを冒し、真っ昼間から不倫をした。「『何を必要としているか』ってことじゃ何も測れない」とはそういうことなのかなと。
「すべての手」はベック自身の両手のこと。both handsと言わないのはベックが歌詞を書く際の傾向として普通の表現を陳腐だと感じて避けるため。