【和訳】Elliott Smith – Miss Misery (Early Version) (from New Moon)

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歌詞&和訳

I’ll fake it through the day
一日をやり過ごす
With some help from Johnny Walker Red

ジョニーウォーカーのレッドラベルの力を借りて
And the cold pain behind my eyes

目の奥に冷たい痛みが走り
That shoots back through my head

それが頭に突き刺さる
With two tickets torn in half
破られた二枚のチケット
And a lot of nothing to do

そして、やることは何もないけど
But it’s alright cause some enchanted night

大丈夫、いつか素敵な夜には
I’ll be with you
君と一緒にいられるだろうから

Tarot cards and the lines in my hand
タロットカードと僕の手相は
Tell me I’m wrong

僕が間違っていると言うけど
But they’re untrue

それは真実じゃない

I got plans for both of us
僕ら二人のために計画を立てたんだ
That involved a trip out of town
街を離れる旅行の計画を
To a place I’ve seen in a magazine
行き先は雑誌で見た場所だよ
That you left lying around

君がそこら辺に置きっぱなしにしていた雑誌のね
I can’t hold my liquor but I keep

お酒には弱いけど
A good attitude
前向きな姿勢でいられるように努めてるよ
Cause it’s alright some enchanted night
大丈夫、いつか素敵な夜には
I’ll be with you
君と一緒にいられるだろうから

And though you’d rather see me gone
君は僕がいなくなる方がいいと思ってるけど
Than to see there come the day

その日が来るのを待ってるよ
I’ll be waiting for you anyway

どちらにしろ僕は君を待ち続けるんだ

Next door, the TV’s flashing
隣の部屋ではテレビが点滅して
Blue frames on the wall

青い枠が壁に映っている
It’s a comedy from the seventies with a lead no one recalls

誰も覚えていない主演の70年代のコメディ
He vanished into oblivion

彼は忘却の彼方に消えたんだ
It’s easy to do

それは簡単なことさ
And I cried a sea when you talked to me

そして僕は海のように泣いた
The day you said we were through

君が僕に別れを告げた日にね
But it’s alright cause some enchanted night

大丈夫、いつか素敵な夜には
I’ll be with you
君と一緒にいられるだろうから

和訳リンク

曲情報

 「ミス・ミザリー」はアメリカのシンガーソングライター、エリオット・スミスの曲。1997年12月7日にプロモーショナルシングルとして発売されたが、アルバムには収録されなかった。日本ではスタジオ・アルバム『XO』に日本版のボーナストラックとして収録された。エリオット・スミスの死後、歌詞が異なる初期バージョンがアルバム『ニュー・ムーン』に収録された。

▼通常バージョンの記事はこちら

映画のエンディング曲に採用され、最大のヒットとなった

 1997年の映画『グッド・ウィル・ハンティング』のエンディングクレジットとサウンドトラックに採用され、 1998年のアカデミー賞で最優秀オリジナル主題歌賞にノミネートされた。

アカデミー賞での出来事

 1998年3月23日、スミスは第70回アカデミー賞でオーケストラの伴奏と共にこの曲の短縮版を演奏した。アカデミー賞の最優秀オリジナルソング賞にノミネートされるという「衝撃的な」出来事を受け、スミスは当初この式典での演奏を辞退しようとしていたが、プロデューサーに説得され出演を決めた。マドンナが「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が受賞したことを発表した際、彼女は皮肉を込めて「何という驚き!」と述べた。後に彼女はエリオット・スミスを非常に尊敬していると語った。式典後、スミスはその経験を「非現実的で馬鹿げていたが、ある時点で友達が喜ぶならと思って全力で取り組んだよ。ステージに出たらジャック・ニコルソンが約2メートル先に座っていたから、そのエリアを避けて、後ろのバルコニーを見上げて歌った」と述べた。