【曲解説】LE SSERAFIM – Born Fire

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曲情報

「Born Fire」(ボーン・ファイアー)はHYBE LABELS傘下Source Music所属の韓国のガールズグループ、LE SSERAFIM(ルセラフィム)の曲。この曲は2025年3月14日13時にリリースされた5thミニアルバム『HOT』に収録されている。

歌詞の意味

要訳

この曲は深い闇と静寂の中でひとつの火が生まれ、光を追い求めて勢いよく成長していく姿を描いている。炎は美しい輝きに魅せられ、より大きく燃え上がることこそが自分の存在理由だと信じて進んでいく。

やがてその激しさは自らを焼き尽くし、火は灰となって散ってしまう。しかし静まり返った空間の奥にはまだ温もりを秘めた火種が残り、そのかすかな熱が周囲を溶かし、暗い道に迷った目をそっと照らしていく。

火種は冬の森で凍えた子どもにも温かさを与え、子どもが吐いた小さな息によって再び命を取り戻す。その瞬間、炎はまた新たに生まれ、消滅と再生がひと続きの物語としてつながっていく。

全体として、燃え上がり、壊れ、灰となり、そこから再び立ち上がるという循環が描かれ、存在の意味が“再誕”によって繰り返し確かめられていく内容になっている。

タイトル「Born Fire」の意味

「Born Fire」とは「火が生まれる」「火として生まれる」「火の誕生」などと訳せる。

歌詞の中には不死鳥(フェニックス)のコンセプトもあり、「ANTIFRAGILE」の歌詞ともリンクしている。

Associated with the sun, a phoenix obtains new life by rising from the ashes of its predecessor.
太陽と関連付けられるフェニックスは、前身の灰の中から蘇ることで新たな命を得るとされる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Phoenix_(mythology)

また、LE SSERAFIMのグループ名の「セラフ」とはヘブライ語で「燃える」という意味であり、火のコンセプトは初期から一貫して持ち続けている。

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