【曲解説】Radiohead – Everything In Its Right Place

動画

曲情報

「エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」は2000年にリリースされたレディオヘッド4枚目のスタジオ・アルバム『Kid A』の1曲目。

トム・ヨークの不機嫌な顔から歌詞が生まれた

「昨日、レモンを吸いながら目が覚めた」というセリフは、レモンを吸った際の顔を指している。OK Computer』のツアー中、トム・ヨークはよく不機嫌そうにそういう顔をして歩き回っていたことで、そのことを指摘され、そこからこの歌詞が生まれた。

映画『バニラ・スカイ』に使われた

キャメロン・クロウ監督、トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス主演の映画「バニラ・スカイ」の冒頭近くでこの曲が流れる。この映画はレディオヘッドの音楽や歌詞と多くの共通点がある。

この曲の歌詞からバンド名をつけたロックバンド

アメリカのオルタナティブ・ロック・バンドであるAnberlinはこの曲の約2分31秒のバックグラウンドノイズ部分をAnberlinと聞き間違えてバンド名にした。

イギリス・マンチェスターのロックバンドEverything Everythingのバンド名もこの曲の歌詞から取られている。

トム、遺憾の意

トムは『キッドA』の最初のシングルとして「エブリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」をリリースすることに非常に熱心だったようだが、その後バンドはシングルをまったくリリースしないことに決定した。トムは後にその決定に対して遺憾の意を表明した。

曲のインスピレーションは機械の故障から

トムはインタビューで、この曲の主なインスピレーションは、1997年11月19日にバーミンガムのNECでのライブの直後に起こった機械の故障だったと説明している。

ライブ動画

2008年、さいたまスーパーアリーナでのライブパフォーマンス

スイス北東部の都市ザンクト・ガレンでのライブパフォーマンスでは、「エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」の後に「イディオテック」を繋げた。

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