動画
歌詞&和訳
Two jumps in a week, I bet you
1週間に2回のジャンプ、きっと
Think that’s pretty clever, don’t you, boy
君は上手くやれてると思ってる、そうだろ、坊や
Flying on your motorcycle
バイクで飛びながら
Watching all the ground beneath you drop
足元の地面がすべて崩れ落ちるのを見ている
You’d kill yourself for recognition
君は認められるために自分自身を殺そうとしている
Kill yourself to never, ever stop
絶対にやめないから
You broke another mirror
またミラーを割ってしまった
You’re turning into something you are not
君は君ではない何かに変わりつつある
Don’t leave me high
辛いときに見捨てないで
Don’t leave me dry
助けが必要なときに見放さないで
Don’t leave me high
辛いときに見捨てないで
Don’t leave me dry
助けが必要なときに見放さないで
Drying up in conversation
会話が途切れ途切れになって
You will be the one who cannot talk
君は話せない人間になってしまうんだ
All your insides fall to pieces
君の体はボロボロになって
You just sit there wishing you could still make love
ただそこに座って、まだ愛し合えたらいいのにって願うことになる
They’re the ones who’ll hate you
そいつらこそが君を嫌うことになる人間だ
When you think you’ve got the world all sussed out
君が世界を完全に理解したと思った時に
They’re the ones who’ll spit at you
そいつらこそが君に唾を吐きかけることになる人間だ
You will be the one screaming out
君は叫ぶことになるだろう
Don’t leave me high
辛いときに見捨てないで
Don’t leave me dry
助けが必要なときに見放さないで
Don’t leave me high
辛いときに見捨てないで
Don’t leave me dry
助けが必要なときに見放さないで
Oh, it’s the best thing that you’ve ever had
ああ、それは君がこれまでに経験した中で最高のものだよ
The best thing that you’ve ever, ever had
君がこれまでに持っていた最高のものだ
It’s the best thing that you’ve ever had
それは君がこれまでに経験した中で最高のものだよ
The best thing you’ve had has gone away
君が持っていた最高のものは消えてしまった
So don’t leave me high
だから辛いときに見捨てないで
Don’t leave me dry
助けが必要なときに見放さないで
Don’t leave me high
辛いときに見捨てないで
Don’t leave me dry
助けが必要なときに見放さないで
Don’t leave me high
辛いときに見捨てないで
Don’t leave me high
辛いときに見捨てないで
Don’t leave me dry
助けが必要なときに見放さないで
和訳リンク
曲情報
「ハイ・アンド・ドライ」は1995年にリリースされたRadiohead2枚目のスタジオアルバム『The Bends』の収録曲。
この曲はトム・ヨークがエクセター大学の学生だった時に書かれた。
high and dryの意味は?
high and dryは「見捨てられ、助けが得られない」という意味の慣用句。この慣用句はしばしば動詞のleaveと共に用いられる。この表現はもともと、1700年代に、干潮時に高い地面で立ち往生した船に例えられて使われ始めた。
この曲のサビのDon’t leave me highとDon’t leave me dryはそれぞれ単体では「自分を高いところに置き去りにしないで」と「自分を乾いたままにしないで」という意味になるが、どちらも通常の英語表現ではあまり見られない、意味不明なフレーズである。しかしこのフレーズはDon’t leave me high and dryの形を意識したものであり、これは慣用表現として「困難な状況で見捨てないで」という意味になる。
ケンブリッジ英英辞典でhigh and dryは「非常に困難な状況にあり、助けがない」と定義されている。
トム・ヨークはこの曲の収録に反対した
Qマガジン2008年4月号によると、マッチョな虚栄心を嘲笑するこの繊細なアコースティックトラックは、決してアルバム用に作られたものではなかったという。トム・ヨークは”not bad… it’s very bad.”(「悪いんじゃない…すごく悪い」)とアルバム収録に反対したが、最終的に、商業的魅力があるように思われたため、この曲は『The Bends』に収録された。
この曲は伝説のスタントマンについて歌っている
トム・ヨークは、最初のVerseで伝説的なアメリカの命知らずのイーベル・ニーベルに言及している。
ニーベルは1960年代と1970年代に、車やバス、その他の障害物を飛び越える大胆なバイクで有名になった伝説のスタントマン。しかし、彼のスタントは常にうまくいくとは限らず、キャリアを通じて多くの怪我に悩まされた。ヨークは、ニーベルのヒストリーを基にこの曲を作り上げ、名声と成功の追求がいかにリスクがあるかを説明している。スタントを失敗する可能性は常にあり、例え怪我をして困難な状況に陥っても誰にも助けてもらえず、見捨てられてしまうという歌詞になっている。
最終的にトム・ヨークはこの曲を受け入れた
「”High And Dry”は僕らがくだらないものだと思っていた古いデモだった。ロッド・スチュワートすぎるというか、そんなものだった」ヨークは付け加える「でもある日このトラックに僕らが戻ってきたとき、それは鏡を通して見た僕らの姿そのもののように思えたんだ」
ビルボード 1996年2月17日
動画
初期のパンクver