【曲解説】JENNIE – start a war

動画

オフィシャル・ライブ・パフォーマンス・ビデオ

オーディオ

曲情報

「start a war」(スタート・ア・ウォー)は韓国出身の歌手、ラッパーのJENNIEの曲。この曲は3月7日にリリースされた初のソロフルアルバム『Ruby』に収録されている。

歌詞の意味

この曲は愛する相手のためならどんな困難にも立ち向かい、必要なら戦いすら始めてしまうほどの覚悟と忠誠心を描いている。恋に酔う甘さだけではなく、絆を守る責任や、相手を支える強い意志が根っこにあって、一度“ロックイン”した相手には絶対に背を向けないという決意がはっきりと滲んでいる。

ふたりの関係には問題も衝突もあると認めながら、それでも外から誰かが手を出してきた瞬間には迷わず立ち上がる姿勢が貫かれている。日常の支え合いから生まれる信頼が土台になっていて、その信頼があるからこそ、彼女は自分のすべてを賭けてでも相手を守ろうとしている。

恋は責任を伴うものだと理解し、相手が自分を支えてくれているから自分も同じだけ返すという対等で深い結びつきが描かれている。柔らかな愛情と激しい気持ちが共存していて、相手を大切に思うあまり、誰よりも強くなれてしまうような愛の形が浮かび上がる。

全体を通して、ただ好きというだけではなく、相手のために“戦う覚悟”を持っている強く情熱的なパートナーシップを描いた、力強くて忠誠心に満ちたラブソングになっている。


コンセプトはボニーとクライド?

この曲はボニーとクライドのような関係性を歌っている。

ボニーとクライドは1930年代前半にアメリカ南部・中西部で活動した犯罪者カップル。商店やガソリンスタンドの強盗を繰り返し、時には銀行も襲撃した。クライドは複数の殺人も犯した。二人は警察に追われながら「私たち対世界」の関係を築き、最後まで行動を共にした。1934年、待ち伏せされた警察によって射殺された。

JENNIEのシングル「Mantra」の歌詞にもボニーとクライドが登場する。

ちなみに『Ruby』のリリースから1週間後にリリースされるLE SSERAFIMの新曲「HOT」にも「Bonnie and Clyde(ボニーとクライド)」という歌詞が登場する。

error: Content is protected !!