【歌詞和訳】JENNIE(BLACKPINK) – Mantra

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歌詞&翻訳

Pretty, pretty, pretty, pretty
プリティ、プリティ、プリティ、プリティ

This that pretty-girl mantra, this that flaunt ya, just touched down in L.A.
これは可愛い女の子の信条、堂々と見せびらかすの、L.A.に到着してすぐに
Pretty girls don’t do drama ‘less we wanna, it’ll be depending on the day
可愛い子たちはドラマには関わらない、望まない限りね、それはその日の気分によるわ
Pretty girls packed in a Defender, know I’ma defend her, never let her catch no stray
ディフェンダーに可愛い子たちが乗ってる、もちろん彼女を守るの、決してトラブルの巻き添えになったりしないようにね
This that pretty-girl mantra, she’s that stunna, make you wanna swing both ways
これは可愛い女の子の信条、彼女は驚きの美しさ、男女問わず惹かれるの

Mix me with the drama (Drama)
ドラマと戦う準備はできてる
Check you like commas (Ah-ah, ah-ah)
あなたを値踏みしてる
My clothes are pajamas (‘Jamas)
私はパジャマ
Straight from the cold plunge (Ah-ah, ah-ah)
冷たい水から上がったばかり
Daytime baddie use her mind
昼は洗練されたスタイルで賢く振る舞ってるけど
Quick switch of the fit for the night (Night)
夜になったらスタイルをさっと切り替える
Swervin’ through the lane, we’ll be twenty minute late
急に進路変更、20分遅れるかも
‘Cause we had to do an In-N-Out drive-by
だってイン・アンド・アウト・バーガーのドライブスルーに寄らなきゃいけなかったから

It’s not that deep (Deep), I’m not that drunk (Drunk)
そんなに大したことじゃないし、私が酔ってるってわけでもない
Sometimes, girls just gotta have fun
時々、女の子はただ楽しみたいだけなの
Throw it back, all that ass
お尻を振って、その魅力を見せつけて
Me and my sis, way too attached
私と親友は離れられないくらい仲良し
It’s not that deep (Deep), we’re not that dumb (Dumb)
そんなに深刻な問題じゃないし、私たちはそんなにバカでもない
Look at them Bonnies on the run
逃走中のボニーたちを見て
Inside glowin’ like the sun (Sun, s—)
内側は太陽みたいに輝いてるでしょ?
You’re gonna feel this every day (Day)
こんな気持ちを毎日感じることになるよ

This that pretty-girl mantra, this that flaunt ya, just touched down in L.A.
これは可愛い女の子の信条、堂々と見せびらかすの、L.A.に到着してすぐに
Pretty girls don’t do drama ‘less we wanna, it’ll be depending on the day
可愛い子たちはドラマには関わらない、望まない限りね、それはその日の気分によるわ
Pretty girls packed in a Defender, know I’ma defend her, never let her catch no stray
ディフェンダーに可愛い子たちが乗ってる、もちろん彼女を守るの、決してトラブルの巻き添えになったりしないようにね
This that pretty-girl mantra, she’s that stunna, make you wanna swing both ways
これは可愛い女の子の信条、彼女は驚きの美しさ、男女問わず惹かれるの

Love what it feel like (Feel like)
To be off of the grid like all night
一晩中、世界から切り離されて自由に過ごす感覚が好き
Oh, with my bih, like (Bitch, like)
ああ、親友と一緒に、っていうか
We ain’t even tryna talk no one
私たちは他の誰とも話す気なんてないの
Swerve off all the creeps, no weird vibes
気味悪い奴らから逃げて、変な雰囲気はなし
We ain’t never let it ruin a good time
良い時間を台無しにさせないわ
Ain’t nobody gon’ dim our good light
誰も私たちの輝きを消せない
This them words we’re livin’ by
これが私たちの生き方よ

This that pretty-girl mantra, this that flaunt ya, just touched down in L.A. (Ah)
これは可愛い女の子の信条、堂々と見せびらかすの、L.A.に到着してすぐに
Pretty girls don’t do drama ‘less we wanna, it’ll be depending on the day (Ah, ah, ah)
可愛い子たちはドラマには関わらない、望まない限りね、それはその日の気分によるわ
Pretty girls packed in a Defender, know I’ma defend her, never let her catch no stray (Ah, ah)
ディフェンダーに可愛い子たちが乗ってる、もちろん彼女を守るの、決してトラブルの巻き添えになったりしないようにね
This that pretty-girl mantra, she’s that stunna, make you wanna swing both ways (Ah, ah, ah)
これは可愛い女の子の信条、彼女は驚きの美しさ、男女問わず惹かれるの
This that pretty-girl mantra, this that flaunt ya, just touched down in L.A. (Ah, ah)
これは可愛い女の子の信条、堂々と見せびらかすの、L.A.に到着してすぐに
Pretty girls don’t do trauma, no new drama, we already got a full day (Ah, ah)
可愛い子たちはトラウマを作らないし、新しいドラマとも無縁、すでに一日の予定が詰まってる
Pretty girls that you gon’ remember, know that you could never, nothing ever trigger me (Ah, ah)
忘れられない可愛い子たち、もちろん私を動揺させることなんてできっこないわ
This that pretty-girl mantra, she’s that stunna, everyone knows she is me (Ah)
これは可愛い女の子の信条、彼女は驚きの美しさ、その彼女が私だってことはみんなわかってるよね

Hahahahahahaha
ハハハハハハハハ
Pretty
プリティ

曲情報

 「Mantra」(マントラ)はJENNIE(ジェニー)の曲。この曲は、2024年10月11日にオッドアトリエとコロンビアレコードを通じてリリースされ、彼女の次のデビュースタジオアルバムからのリードシングルとしてリリースされた。これはジェニーの自身のレーベルからの初のリリースであり、 2023年にソロアーティストとしてYGエンターテインメントとインタースコープレコードを離れて以来の初のソロシングルである。この曲は、ジェニー、クラウディア・ヴァレンティーナ、イザベル・カールソンを含むさまざまな寄稿者によって作詞作曲され、ジャンパ、エル・ギンチョ、セルバン・カザンによってプロデュースされた。ディスコのベースラインを取り入れたダンスポップと評され、歌詞はガールパワーを称賛している。

 パリ・ファッション・ウィークのシャネル2025年春コレクションのショーで、ジェニーはヴォーグ誌にこの曲について「楽しくて明るいアンセムで、女性の力を讃え、すべての女性が自信を持って自分らしく輝くよう刺激を与えてくれる曲」だと語った。ステレオガム誌は、この曲をディスコ風のベースラインのポップソングと評し、一方ヒッツ誌は「ダンスポップの逸品」と呼んだ。

歌詞の意味

タイトル「Mantra(マントラ)」の意味は?

 「マントラ」とは、もともとヒンドゥー教や仏教で使われる「真言」を指す言葉で、特定の言葉や音を繰り返し唱えることで、精神的な効果や集中を得ることができるとされている。現代の英語では、特に自己肯定やメンタル強化のために繰り返し心に留めておく「信条」や「座右の銘」といった意味で使われることがある。

ディフェンダーって何?

Pretty girls packed in a Defender, know I’ma defend her
ディフェンダーに可愛い子たちが乗ってる、もちろん彼女を守るの

 「Defender」は、Land Rover Defenderという名前の車種を指している可能性が高い。Land Rover Defenderは、イギリスのランドローバー社が製造している高性能SUVで、特に頑丈でオフロード走行に適していることから、アウトドアや冒険的なイメージを持っている。

 その直後に「defend her」(彼女を守る)というフレーズが来ているため、この部分は韻を踏む目的で挿入されているだけで深く意味を考える必要はないかもしれない。

catch no strayとは?

never let her catch no stray
決してトラブルの巻き添えになったりしないようにね

 「catch no stray」の「stray」は「stray bullet(流れ弾)」の略で、つまり「catch no stray」で「流れ弾に当たらない」「無関係な被害を受けない」といった意味になる。

stunnaとは?

This that pretty-girl mantra, she’s that stunna, make you wanna swing both ways
これは可愛い女の子の信条、彼女は驚きの美しさ、男女問わず惹かれるの

 「stunna(stunner)」はスラングで「非常に魅力的な人」を意味し、ここでは「驚くほど美しい」や「圧倒的に魅力的な女性」というニュアンスがある。

Mix meの意味は?

Mix me with the drama (Drama)
ドラマと戦う準備はできてる

 mix meはスラングで「かかってこい」「さあ、やろうぜ」という喧嘩を始めるためのフレーズとして使われることがある。

Check you like commasとは?

Check you like commas
あなたを値踏みしてる

 主語「I」が省略された形で、直訳すると「私はあなたをコンマのようにチェックする」となる。コンマは金額がでかくなっていくごとに付けられるもので、比喩的にお金を表すことがある。このフレーズを直訳すると意味がわからないため、お金の意味で解釈した。

▼お金の意味で使われるcommasが歌詞に含まれている曲

私はパジャマ??

My clothes are pajamas (‘Jamas)
私(の服)はパジャマ
Straight from the cold plunge (Ah-ah, ah-ah)
冷たい水から上がったばかり

 この部分は比喩的で何を言っているのかわからなかったため直訳した。

In-N-Outとは?

‘Cause we had to do an In-N-Out drive-by
だってイン・アンド・アウト・バーガーのドライブスルーに寄らなきゃいけなかったから

 In-N-Outとはイン・アンド・アウト・バーガーのこと。アメリカのファストフードのチェーン店で、主にカリフォルニア州と、オレゴン州からテキサス州までの南西部に店舗を構えている。この曲の冒頭に「L.A.に到着してすぐに」という歌詞があるが、イン・アンド・アウト・バーガーに言及することで、舞台がロサンゼルスであることを強調している。

Throw it backの意味は?

Throw it back, all that ass
お尻を振って、その魅力を見せつけて

 Throw it backは「お尻を振る」や「腰を動かす」という動作を指す。「all that ass」というフレーズもスラングで、主に大きなお尻や豊満な体型を称賛する表現。特に、ダンスの場面やセクシーな魅力を強調する文脈でよく使われる。したがって、全体として「Throw it back, all that ass」は「お尻を振って、そのセクシーさを見せつける」という意味で解釈できる。

▼aespaの「Armageddon」にもThrow it backという歌詞が出てくる。

ボニーたちって誰?

Look at them Bonnies on the run
逃走中のボニーたちを見て

 1930年代前半にアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した犯罪者「ボニーとクライド」のことだと思われる。この2人は男女のカップルでロマンティックな関係を持っていた。

bihとは?

Oh, with my bih, like (Bitch, like)
ああ、親友と一緒に、っていうか

 「bitch」(ビッチ)のスラング的な略語。ビッチは日本語の外来語としては女性に対する罵り言葉として知られているが、実際はとても広範な意味を持っている。ここでは愛情を込めた親友への呼びかけとして使われている。ラップなどの歌詞の中で使われる際は、自信を持っている女性が自分自身を「bitch」と呼ぶことで、強さや自己肯定感を表現していることが多い。

▼IVE – All Night (Feat. Saweetie)でもSaweetieが自分自身を指してbitchと呼んでいる。

 ちなみにここでの「like」はフィラーであり、ただの意味のないつなぎ言葉なので、「っていうか」「みたいな」などのように適当に訳せる。ちなみにカリフォルニアでは、このフィラーとしての「like」を会話の中で頻繁に使う人が多い。

トラウマ?ドラマ?aespa?

Pretty girls don’t do trauma, no new drama, we already got a full day (Ah, ah)
可愛い子たちはトラウマを作らないし、新しいドラマとも無縁、すでに一日の予定が詰まってる

 ここでの「ドラマ」は予期せぬ出来事や状況のこと。

▼ちなみにaespaの「Drama」という曲のコーラスにも「ドラマ」と「トラウマ」という言葉がセットで使われているが、それはこの2つの単語が英語ではかなり似た発音で韻を踏むためである。