【和訳】George Michael – Outside

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歌詞&和訳

Let’s go outside [x4]
外に出よう
Back to nature

自然に帰るんだ
Outside

外に
Human nature

人間本来の姿に
Back to

戻るんだ

I think I’m done with the sofa
ソファにはうんざりだ
I think I’m done with the hall

ホールも
I think I’m done with the kitchen table, baby

キッチンのテーブルも、ベイベー

Let’s go outside, in the sunshine
外に出ようよ、太陽の光を浴びて
I know you want to, but you can’t say yes

本当はそうしたいのに、イエスって言えないんだろ
Let’s go outside, in the moonshine

外に出ようよ、月の光を浴びて
Take me to the places that I love best

僕が一番好きな場所に連れて行って

So my angel she says “don’t you worry
だから僕のエンジェルはこう言うんだ「心配しないで
‘Bout the things they’re saying, yeah

他人の言うことなんてね、ええ
Got no friends in high places

ハイソな友達なんていないし
And the game that you gave away wasn’t worth playing”

それに、あなたが手放したゲームはプレイする価値がなかったのよ」

Let’s go outside (Let’s go outside), in the sunshine
外に出ようよ、太陽の光を浴びて
I know you want to, but you can’t say yes

本当はそうしたいのに、イエスって言えないんだろ
Let’s go outside (Let’s go outside), in the meantime

外に出ようよ、その間に
Take me to the places that I love best

僕が一番好きな場所に連れて行って

And yes, I’ve been bad
ああそうさ、僕はずっと悪い状態なんだ
Doctor won’t you do with me what you can

ドクター、できる限りの治療を施してくれない?
You see I think about it all the time

わかるよね、いつもアレのことばっかり考えてるって
24/7

24時間365日だよ
You say you want it, you got it

君は何が欲しいかを口にして、それを手にした
I never really said it before

僕は決して口にしてこなかったけど
There’s nothing here but flesh and bone

ここには骨と肉しかないんだ
There’s nothing more, nothing more, there’s nothing more

それ以外はない、それ以外は、それ以外は
Back to nature, just human nature

自然に帰ろう、人間本来の姿に
Getting on back to─

戻るんだ

I think I’m done with the sofa
ソファにはうんざりだ
I think I’m done with the hall

ホールも
I think I’m done with the kitchen table, baby

キッチンのテーブルも、ベイベー

Let’s go outside (Let’s go outside), in the sunshine
外に出ようよ、太陽の光を浴びて
I know you want to, but you can’t say yes

本当はそうしたいのに、イエスって言えないんだろ
Let’s go outside (Let’s go outside), in the moonshine

外に出ようよ、月の光を浴びて
Take me to the places that I love best

僕が一番好きな場所に連れて行って

[間奏]

And yes, I’ve been bad
ああそうさ、僕はずっと悪い状態なんだ
Doctor won’t you do with me what you can

ドクター、できる限りの治療を施してくれない?
You see I think about it all the time

わかるよね、いつもアレのことばっかり考えてるって
I’d service the community, but I already have you see

社会奉仕もするよ、もうしたけどね
I never really said it before

決して口にしてこなかったけど
There’s nothing here but flesh and bone

ここには骨と肉しかないんだ
There’s nothing more, nothing more, there’s nothing more

それ以外はない、それ以外は、それ以外は

Let’s go outside
外に出ようよ
Dancing on the D-train baby

Dトレインで踊ろうよベイベー
When the moon is high

月が高い位置にあるときに
And the grass is jumpin’

草が跳ねているときに
Come on, just keep on funkin’

さあ、ただ楽しみ続けようよ
Keep on funkin’, just keep on funkin’

ファンキーな音楽に合わせて踊り続けようよ

曲情報

 1998年4月、ジョージ・マイケルはビバリーヒルズの公衆トイレで「わいせつな行為をした」として、おとり捜査官に逮捕された。彼の逮捕は、ハッテン場の同性愛者を罠にはめることを目的としたおとり捜査の一環だった。多大な注目を集めたこの逮捕劇は、その絶世の美貌、10代の熱狂者としての長いキャリア、そしてゴージャスな女の子を腕に抱えた奇妙なパパラッチ写真があったにも関わらず、何年もの間このスターについて広まっていた同性愛の噂を裏付けるものだった。

 逮捕後、マイケルは自身の隠れ同性愛について白状し、それは明らかに彼の心の重荷となっていたが、やがて1998年10月19日に「アウトサイド」という傑作をリリースすることで世に返答をした。この曲にはロドリゲス巡査との出会いに関する明白な言及は含まれていないが、MVには、警察官の格好をした彼が別の男性警察官に激しくキスしている様子が映っており、多くの人々がこのニュースを聞いてそう感じたように、彼も警察の貴重な時間を、ほぼ無害な性の誘惑に負けた同性愛者に使うよりも重大な犯罪捜査に使われるべきだと考えていたことは間違いないだろう。
 その後、ロドリゲス巡査は、MVが名誉毀損だとしてマイケルに対して1,000万ドルの訴訟を起こしたが、訴訟が長引いた後、訴訟は却下された。

解釈

I know you want to, but you can’t say yes
本当はそうしたいのに、イエスって言えないんだろ

 一見、恋人に向けたセリフに見えるが、ルールに凝り固まった世間一般に対して向けた言葉だとも取れる。

So my angel she says “don’t you worry
だから僕のエンジェルはこう言うんだ「心配しないで
‘Bout the things they’re saying, yeah

他人の言うことなんてね、ええ
Got no friends in high places

ハイソな友達なんていないし
And the game that you gave away wasn’t worth playing”

それに、あなたが手放したゲームはプレイする価値がなかったのよ」

 若者から絶大な人気を得ている一方で、ゲイであることを隠し続けてきた彼が、事件によってイメージが崩れ、苦悩した末に出した答えだと解釈できる。

I’d service the community, but I already have you see
社会奉仕もするよ、もうしたけどね

 アメリカでは軽微な犯罪に対して通常、社会奉仕を課す。

Dancing on the D-train baby
Dトレインで踊ろうよベイベー

 Dトレインは80年代にディスコで踊るダンスミュージックをリリースしていたアーティスト。

And the grass is jumpin’
草が跳ねているときに

 このフレーズは、直訳すると「草が跳ねている」となるが、ここでの「草」はマリファナを示唆しているわけではなく、普通の芝生や草地を指していると思われる。

 また、歌詞の文脈から言っても、自然の中(家の外)で自分の心に正直になって生きよう(人間の本来の姿を取り戻そう)という内容になっており、素直に「草が跳ねている」と解釈するのが良さそうである。歌詞の意味を解釈する複数の英語圏のサイトでも、このフレーズは素直に「活気に満ちた明るい雰囲気」を演出する言葉だと捉えられていた。