【和訳】Radiohead – Weird Fishes/Arpeggi

動画

歌詞&和訳

In the deepest ocean
最も深い海の中
The bottom of the sea

その海底に
Your eyes

君の目が
They turn me

僕を惹きつける
Why should I stay here?

どうしてこんなところにいなきゃいけないんだ?
Why should I stay?

どうしていなきゃいけない?

I’d be crazy not to follow
ついていかなきゃ気が狂いそうなんだ
Follow where you lead

君が泳ぐところへついていかなきゃ
Your eyes

君の目が
They turn me

僕を惹きつける
Turn me on to phantoms (Way out)

幻影に惹かれて (出口)
I follow to the edge (Way out)

僕は果てまでついていく (出口)
Of the earth (Way out)

地球の果てまで (出口)
And fall off

そして落っこちる
Yeah, everybody leaves (Way out)

ああ、みんな出ていくんだ (出口)
If they get the chance (Way out)

チャンスさえあれば (出口)
And this (Way out)

そしてこれは (出口)
Is my chance

僕に訪れたチャンスだ

I get eaten by the worms
僕は食べられる
And weird fishes

ワームと奇妙な魚に
Picked over by the worms

骨と身に選り分けられる
And weird fishes

ワームと奇妙な魚に
Weird fishes

奇妙な魚に
Weird fishes

奇妙な魚に

Yeah, I
ああ、僕は
I hit the bottom

最悪な経験をして
Hit the bottom and escape

最悪な経験をして、抜け出す
Escape

抜け出す
I

僕は
I hit the bottom

最悪な経験をして
Hit the bottom and escape

最悪な経験をして、抜け出す
Escape

抜け出す

和訳リンク

曲情報

 「ウィアード・フィッシズ/アルペッジ」は、イギリスのロックバンド、レディオヘッドの曲で、この曲は2007年10月10日にリリースした7枚目のスタジオアルバム『In Rainbows』に収録された。プロデューサーはナイジェル・ゴドリッチ。

 タイトルにある「アルペッジ」はギターの奏法であるアルペジオ(イタリア語)の複数形である。

解釈

 歌詞を見る限り、語り手は人間の頃の記憶を持った魚だと推測できる。最後に食べられて終わるという最悪な経験(hit the bottom)をしながら、それは「Escape(逃れる、脱出)」でもあると表現している。これは、人間の頃の記憶を持っているが故に、人間から魚になったことで輪廻転生があることを理解して、食べられて死ぬことで、次の生き物に転生できることをポジティブに捉えていると解釈できる。

Yeah, everybody leaves (Way out)
ああ、みんな出ていくんだ
If they get the chance (Way out)

チャンスさえあれば
And this (Way out)

そしてこれは
Is my chance

僕に訪れたチャンスだ

 Verse2でも死ぬことについてポジティブに捉えていることがわかる。

 歌詞に類似性がある曲に「I Might Be Wrong」がある。「I Might Be Wrong」では曖昧な表現だが、死の先に何かがあるかのような歌詞になっている。

 また、「Airbag」のインタビューでトムは不死について語っている。これもヒントになるかもしれない。