【和訳】Radiohead – No Surprises

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歌詞&和訳

[Verse 1]
A heart that’s full up like a landfill

埋立地のようにいっぱいになった心
A job that slowly kills you

ゆっくりと君を蝕む仕事
Bruises that won’t heal

治らない痣
You look so tired, unhappy

君はとても疲れて不幸せに見える
Bring down the government

政府を打倒するんだ
They don’t, they don’t speak for us

彼らは僕らの代弁者じゃない
I’ll take a quiet life

僕は静かな人生を送るよ
A handshake of carbon monoxide

一酸化炭素とも握手して

[Chorus]
And no alarms and no surprises

そして不安も驚きもない生活をくれ
No alarms and no surprises

不安も驚きもない生活をくれ
No alarms and no surprises

不安も驚きもない生活をくれ
Silent, silent

静寂、静寂

[Verse 2]
This is my final fit

これが最後の不満の言葉だ
My final bellyache with

僕の最後の愚痴だ

[Chorus]
No alarms and no surprises

不安にさせるのも驚かせるのもやめてくれ
No alarms and no surprises

不安にさせるのも驚かせるのもやめてくれ
No alarms and no surprises, please

不安にさせるのも驚かせるのもやめてくれ、頼むよ

[Verse 3]
Such a pretty house

素敵なお家に
And such a pretty garden

素敵なお庭

[Chorus]
No alarms and no surprises

恐怖も驚きもいらないよ
(Get me out of here)

(ここから連れ出してくれ)
No alarms and no surprises

恐怖も驚きもいらないよ
(Get me out of here)

(ここから連れ出してくれ)
No alarms and no surprises, please

恐怖も驚きもいらないよ、頼むよ
(Get me out of here)

(ここから連れ出してくれ)

和訳リンク

曲情報

 「ノー・サプライゼズ」は1997年にリリースされたイギリスのロックバンド、レディオヘッドの3枚目のスタジオアルバム『OK Computer』に収録された曲。

 トムは、これは自殺に関する曲ではなく、ザ・ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』のような雰囲気を狙っていたと主張している。

インタビュー情報

ノー・サプライゼズ
対照的に、このアルバムの中で最もシンプルで最もスタジアム向きの曲。宝石箱のチャイムを中心に構築されている。素敵だ。
コリン:人を怖がらせてからほっと和ませる。それがレディオヘッドのやり方なんだ。
エド:奇妙なことだけど、この曲はアルバムのために最初に作った曲なんだ。この曲がアルバム全体の曲調を決定付けるものではなかったけどね。もしこれが最初のシングルだったなら、このアルバムの代表曲としてアルバムの真の姿を伝えることはできなかっただろうね。ルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』みたいな感じかな。
コリン:いつかはシングルにしたいと思っているけど、約束はしていない。結局のところ、僕らはロックの新労働党なんだ。
重要な歌詞:埋め立て地のようにいっぱいになった心…
トム:今日の流行は明日にはゴミになる。僕は感情のゴミ捨て場だ。
メロディーメーカー、1997年5月31日

解釈

A handshake of carbon monoxide
一酸化炭素と握手して

 この一節があるせいで、海外ではこの曲を自殺ソングだと解釈する人が多い。

 しかし、トム・ヨーク本人がこの曲は自殺ソングではないと否定しており、レディオヘッドの公式サイトでトム・ヨークが頻繁にイギリスの環境政策への不満を漏らしていることから、この歌詞にある一酸化炭素は環境問題のことについて言っていると推測できる。ちなみに日本版CDの中に入っている薄っぺらい紙にもそのことについては言及されているので、日本人で勘違いしてる人は少ないと思われる。