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曲情報
「レット・ダウン」は1997年にリリースされたイギリスのロックバンド、レディオヘッドの3枚目のスタジオアルバム『OK Computer』に収録された曲。
この曲はライブで再現するのが難しい曲であるため、レディオヘッドがステージで演奏することはほぼなかった。
バンドはこの曲をシングルとして企画し、まずアメリカで、次にイギリスでリリースする予定だった。彼らはアメリカのラジオ向けにプロモを発表したが、お金を払って制作してもらったビデオを見てそれが嫌になり、自分たちのポケットマネーから10万ポンドを出して廃案にすることを決めた。この曲はシングルとしてリリースされることはなく、「Lucky」に取って代わられた。
インタビュー情報
荘厳で優美、鳴り響くギターの音色に満ちている。
ミュージック・ウィーク、1997年5月3日
ジョニー・グリーンウッド:移動、動き、匿名性というテーマが音楽にマッチしている。
トム:クラブで酔っ払っていた時、突然、久しぶりに面白い考えが浮かんだ。飲んでいる人たち全員がボトルにぶら下がっていたらどうなるだろう、ボトルが紐で天井から吊り下げられていて、床が崩れ落ち、みんなを支えているのはボトルだけだったらどうなるだろうってね。これは閉じ込められることについての大きな恐怖についても描いている。
Select、1997年7月
『あるビーチで寝て、別のビーチで目覚める / 装備が整ったボートが、ロープを引っ張っている』って感じ – レイモンド・カーヴァーの詩からの影響。
Vox、1997年7月、トム・ヨークによる『OKコンピューター』の曲ごとのガイドより
ジョニー・グリーンウッド:アンディ・ウォーホルはかつて、自分自身の退屈を楽しむことができると言った。「レット・ダウン」はそのことを歌っている。トランジットゾーンの感覚だ。あなたはある空間にいて、あらゆる印象を集めているんだ。でも、すべてがとても空虚に思える。もう地球を制御することはできない。同じようにそこを歩いている何千人もの人々から自分の存在がとても遠くに感じられるんだ。
『Humo』誌1997年7月22日号
Q:『OK Computer』の「Let Down」では、「感傷的になるな。結局はいつも戯言に終わる」とあるけど、それは自分自身を戒めているの?
トム:完全にね。感傷的とは、感傷的になるというそれ自体の目的のために感情的でいるということだ。僕らは感傷的になることで苦しめられ、感情を吐き出すんだ。それが「レットダウン」だ。すべての感情が偽物だと感じること。というか、車の広告だろうとポップソングだろうと、すべての感情は同じ平面上にあるんだ。
Qマガジン、1997年10月(アトランタとワシントンの間の休日)
トム:例えば「Let Down」、あの曲はレコーディングしたとき……すでに飽きかけていたんだ。で、なんとか飽きる前のバージョンを作ってみたんだけど、完全にはバージョンダウンさせることはできなかった。それから、個人的には、この曲のボーカルを担当したことで、完全に悪夢を見たよ。
1998年2月19日、トリプル J(オーストラリアの国営ラジオ局)
だって、僕はもう飽き飽きしてたし、曲を理解することもできなかった。そして今にして思う……完成してからもう1年になるのかな、とにかく……今はちょっと気に入っているよ。
エド:僕らは多様性を意識しているんだ。「ノー・サプライゼズ」のギター・サウンドは(ビーチ・ボーイズの)『ペット・サウンズ』を思い起こさせることを意図していたし、「レット・ダウン」はフィル・スペクターへのオマージュだったし、「イグジット・ミュージック」は作曲家エンニオ・モリコーネの雰囲気だ。「エアバッグ」は DJシャドウのようなことをしようとした試みだったけど、僕らはそういう音楽を演奏するために必要な対価を支払ってこなかったから、望んでいたものを得ることができなかった。でも、そのような道を進むことで、自分たち独自のものを見つけることができたよ。
ギターワールド、1998年4月
気づいたこと
歌詞にワーム(worm)を多用することでおなじみのトム・ヨークの隠れたワーム作品。



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