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歌詞&和訳
[Verse 1]
It barks at no one else but me
そいつは他の誰にも吠えないのに、俺に対してだけ吠える
Like it’s seen a ghost
幽霊でも見たかのように
I guess it’s seen the sparks a-flowin
火花を散らしているのが見えているんだと思う
No one else would know
誰も知る由もないが
[Chorus]
Hey man, slow down, slow down
おいおい、スピードを落とせよ、スピードを落とせ
Idiot, slow down, slow down
バカ、スピードを落とせよ、スピードを落とせ
[Verse 2]
Sometimes I get overcharged
時々俺は過充電になるから
That’s when you see sparks
そのときに火花が見えるんだ
They ask me where the hell I’m going
At a thousand feet per second
「毎秒1,000フィートの速度で一体どこへ行こうというんだ」と周囲の人は言う
[Chorus]
Hey man, slow down, slow down
おいおい、スピードを落とせよ、スピードを落とせ
Idiot, slow down, slow down
バカ、スピードを落とせよ、スピードを落とせ
[Chorus]
Hey man, slow down, slow down
おいおい、スピードを落とせよ、スピードを落とせ
Idiot, slow down, slow down
バカ、スピードを落とせよ、スピードを落とせ
和訳リンク
曲情報
「ザ・トゥーリスト」は1997年にリリースされたイギリスのロックバンド、レディオヘッドの3枚目のスタジオアルバム『OK Computer』に収録された曲。
インタビュー情報
「ザ・トゥーリスト」
ジョニーによって書かれた、嵐の後の静けさのような曲。ミニマルなボーカルと最大限にメロウなエリック・クラプトン風のギターが特徴だ。
ジョニー:バンドの他のみんながそれをLPに収録させてくれたことには今でも驚いているよ。ちょっと出遅れた感じだった。やろうと決めたとき、僕らは荷物をまとめて出発していたんだ。
トム:ジョニーの作詞についてどう思うかって?僕が疲れているときはいつでも、彼はそこにいて起きている。
重要な歌詞:おい、スピードを落とせ / バカ、スピードを落とせ…
ジョニー:3秒ごとに何かが起こることにこだわり過ぎず、僕らはスペースを使ってレコーディングできる曲が欲しかっただけなんだ。
コリン:でもスペースでレコーディングするのはダメだ。率直に言って、そんなことは絶対にうまくいかない。
メロディーメーカー、1997年5月31日
例えば、「ザ・トゥーリスト」のクライマックスで叫ばれる「バカ / スピードを落とせ」には、我々の世代の懸念を雄弁に物語る何かがあるだろうか?
「そうだね、スピードに関する曲はたくさんあるけど、あの曲はそれを要約したような曲だと思う」とジョニーは答えた。
メロディーメーカー、1998年3月14日号
トム:『OKコンピューター』の曲のボーカルの多くもそうなんだけど、ファースト・テイクなんだ。その後、いろいろ考え始めるとダサく聞こえてしまうからね。「ザ・トゥーリスト」のボーカルは本当に気に入っているんだけど、レコーディングの時の記憶がないんだ。何ヶ月も棚に置いたままだったから。
Qマガジン、1997年10月号、アトランタとワシントンを往復する休日のインタビュー
『ザ・ベンズ』と同様に、『OKコンピューター』の音楽の多くはヨーク以外のバンドメンバー、特にジョニー・グリーンウッドによって提供されており、ジョニー・グリーンウッドは「パラノイド・アンドロイド」のスローな「雨よ降れ(rain down)」のセクションと、アルバムを締めくくる「ザ・ツーリスト」の全編を書いた。
ギターワールド、1998年4月